2人をつなぐ、ろっぷちゃん ページ8
『じゃーん！！黄金のろっぷちゃんです！』
「えっ…これは…シークレットの」
『これ、この前買ったら2つ目が出たので、お1つ一織さんにプレゼントします。一織さん、この前お話した時にろっぷちゃんがお好きな様だったので』
「べっ！別に好きだなんて一言も言っていませんよ！！ただ私はランダムで排出されるろっぷちゃんストラップを何箱買えばコンプリートできるのか純粋に興味があって購入しているだけで…！！」
コンプリートしたいんだったら好きだということなのでは…というツッコミをしたいところですが、ひとまずそれは置いておいて…
『この前のお礼に。一織さんには特にお世話になったので…どうぞ』
「本当に…いいんですか」
『どうぞ！』
「そ、それでは頂いておきます…。べっ！別に好きとかそういう訳ではありませんからね！あなたのお気持ちを無下には出来ないので」
必死に弁解する一織さんってやっぱり可愛いなあ。
私はついつい微笑んでしまう。
『ふふ』
「…何笑ってるんですか」
一織さんはちゃっかり、ろっぷちゃんを大切そうにジップロックに何重にも保管していた。
いや、ジップロック何で何枚も持ち歩いてるんですか。
『それでは…！そろそろ帰りますね』
私は一織さんにもう1度ぺこりと頭を下げて帰ろうとした。
「ちょっと…待ってください」
『はい？』
「…ラビットチャット。やってますか」
『ラビチャですか？やってますよ』
「ちょっと、ラビチャの画面を開いて下さい」
よくわからないけど、ラビチャのアプリを開いて一織さんに画面を見せる。
『…？これでいいですか？』
「ちょっと貸してください。」
一織さんは私のケータイを取ると、何かを入力している。
『えっと…あの…何を』
返されたケータイの画面を見ると、
「和泉一織」というアカウントが追加されていた。
『これ、一織さんのアカウントですか？』
「そうです。色々頂いてしまいましたし…あなたの手作りケーキの感想でも、またラビチャを送りますよ」
普通に、ラビチャ交換をしましょうって言えばいいのに…私はクスッと笑ってしまった。
「…何がおかしいんです」
『いえ、なんにも。』
「引き止めてしまってすいません。それでは」
一織さんと別れてから私は、一織さんのアカウントを見ると、トップ画像はろっぷちゃんだった。
『…やっぱり好きなんですね…』
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双葉 - イケメンすぎてsiんでしまう(-_-) (2020年5月16日 15時) (
レス) id: 9df39f7e96 (このIDを非表示/違反報告)
てまり(プロフ) - 兎さん» 本当ですね…！小説内に薄ピンクとの記述がございました！ご指摘どうもありがとうございます(*^^*) (2018年2月12日 23時) (レス) id: c22cf9b073 (このIDを非表示/違反報告)
兎 - あれ？三月の髪ってオレンジじゃなかったっけ？ (2018年2月12日 10時) (レス) id: 8632d56fb1 (このIDを非表示/違反報告)
てまり(プロフ) - Maiさん» コメントありがとうございます！一途な一織とても素敵だと思います(^^)/~~~ (2018年2月9日 23時) (レス) id: e216d6bd68 (このIDを非表示/違反報告)
Mai - 激愛の一織に好きって言ってもらえるなんて…本当に嬉しい… (2018年1月26日 0時) (レス) id: 8f96dea368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てまり | 作成日時：2017年6月23日 0時
