臆病な私【ヒロアカ】 (ページ28)

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二十七話ページ28

綾取視点

皆で協力し、飯田さんから黒霧を遠ざけた。

ふと広場の方を見てみる

綾取「っ！相澤先生っ！！！」

あれは、"脳無"だ。あのままじゃ先生が危ない…！

綾取「ごめんお茶子ちゃん三奈ちゃん！私っ、行ってくる！」

麗日「ちょっAちゃん！！？」

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綾取「ふざけてんじゃないよ死柄木弔…。…あんた、何がしたいの。殺されに来たの？もうダメだよ、怒りが抑えられない。死んで。死んで？お願いだから早く死んでよ。…相澤先生を離せよっ！！！」

緑谷視点

あれ、綾取さんだ。…凄い、怒っている。死柄木弔、という人に向かって怒鳴っているが、チラッと一瞬こちらを向いた。
「に、げ、て」
僕らに悲しい笑顔を向けると、そいつに向かって向かっていった。

死柄木「なんだよA。今更か？お前は逃げられないんだよ」

綾取「ふざけるなっ…！私の事なんてどうでも良いだろう！？相澤先生を返せよ、何してるんだよお前っ…なんでっ、お前が居なければ！お前なんて居なければ！」

個性を使って相澤先生を助けようと、そして死柄木弔…に攻撃をしかける綾取さんの背中は、とても淋しく見えた。