喜多川法律事務所は今日もにぎやかです［ＡＲＳ］ (ページ14)

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相葉ちゃん参上！ページ14

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雅紀ｓｉｄｅ

朝起きて、目覚まし時計を見てビックリ。

だってもう家を出る時間になってたんだもん。

なぜ鳴らなかったのだ！！目覚まし時計！！！

慌てて準備して、俺の愛用の自転車で事務所までの道を急ぐ。

「おっはよー！！！
　ギリギリせーふっ！！！」

遅刻寸前で何とか辿り着いたブース。

「あなたって人は・・・。
　今日も寝坊ですか？」

「今日もって・・・。
　昨日は余裕だったじゃん。」

朝一でニノの小言を聞いて、自分のデスクに・・・？

「その子、誰？」

初めましてな女の子を発見！！

依頼人さんかな？

「この間言ってたAさんだよ。
　今日から来るって言ってあっただろ？」

「あり？そーだったっけ？」

潤ちゃんにそう言われたけど・・・

覚えてないや。

「はじめましてっ！！相葉雅紀です！
　おーちゃんの相棒で、
　パラリーガルだよ。
　よろしくね？Aちゃん。」

俺が元気に挨拶すると、Aちゃんも

「A、Aです。
　弁護士です。よろしくお願いします」

って握手してくれた。

人見知りちゃんかな？

俯いちゃってる。

「とりあえず、雅紀も荷物片づけな。
　朝の会議始めるから。」

翔ちゃんに言われて、背負ってたリュックを下ろして席に着いた。

「さて、と・・・。
　業務連絡の前に、
　先にパートナーを決めちゃいますか。」

「パートナー？」

「そっ。Aさんの。
　ニノか雅紀のどっちかに、
　Aさんのパートナーを
　して欲しいんだけど？」

あっ、そっか。Aちゃん、弁護士だもんね

今はおーちゃんに俺とニノの２人が付いてるから、どっちかがAちゃんのパートナーか。

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