一から兄妹を始めませんか？【ＡＲＳ】 (ページ36)

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出演決定ページ36

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「ちょっとジャニさんっ！！
　おいらの妹とっちゃダメ！！！」

「そうだよ、ジャニさん！！
　俺も抱っこしたいっ！！！」

お兄ちゃん・・・

まー君も・・・・・・。

私、物じゃないってば・・・。

「そうだ！
　今日しやがれの収録じゃん？
　そこで出ちゃう？」

えっ、ちょっと翔君？

何を急に・・・

「いいねぇ～、翔さん。
　記念館のゲストに呼んで、
　ついでに紹介しちゃえ。」

潤君までノリノリ。

「・・・・・・・・・・・・。」

「智くん？」

「・・・おいら、やっぱり嫌だ。」

「おーい・・・。」

「だってっ！！
　テレビ出ちゃったら、
　A取られちゃうかもしれないんだよ！？
　おいらそんなの嫌だっ！！！」

「取られるって・・・
　まぁ、今以上に注目は
　集めることになるとは思うけど・・・。」

お兄ちゃん、翔君に呆れられてますけど？

「でもさ、リーダー？
　もしこのまま隠してて、
　何かの拍子に隠し子として
　世間に出てみ？Aちゃんが
　辛い思いするかもしれないんだよ？
　そんなら今、ここでちゃんと
　公表した方がよくない？
　俺ら４人もちゃんとサポートするからさ。
　俺らも、Aちゃん取られたくないもん」

「じゅん・・・・・・。
　わかったよぉ。」

なんだか潤君に説得されて、
話はまとまった、のかな？

当の本人を置き去りにして・・・。

ってか私はなぜ、社長さんに抱っこされたまま
なのでしょうか？

「Aちゃんは大丈夫？
　俺ら勝手に決めちゃったけど・・・。」

「はい。お兄ちゃんたちの悪い噂を
　立てられたくないですもん。
　協力できることは協力します。
　第一、今日まで妹だということを
　隠してきた私たちが悪いですし・・・。」

「うっし。んじゃ決定っ！！！
　と言う訳で、収録行きますか！！
　ジャニさん、A返してっ！！！」

社長さんの腕の中から兄によって救出？された私

結局お兄ちゃんの腕の中、なのね。

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