一から兄妹を始めませんか？【ＡＲＳ】 (ページ10)

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「相葉ちゃんにも連絡したの？」

「はい。
　今日はもうみんな
　仕事終わりなので。
　一緒に居るってラインしたら・・・。」

そう二宮さんが言うと、一斉になりだした携帯

どうやらグループラインが炎上しているようだ

「あぁー・・・。
　相葉ちゃん、ご立腹。」

「こりゃめんどくせーな。」

お兄ちゃんと櫻井さんは、
何だか楽しそうにラインを見ていた。

「Aも気になる？」

お兄ちゃんはそう言って、
私にもラインを見せてくれた。

そこには、怒ったスタンプと、拗ねたスタンプと腐ったスタンプと・・・。

もうわけのわからない状態の画面が・・・。

「相葉さん、怒ってるの？」

「んーん。違うよ。
　拗ねてるだけだから大丈夫。
　松潤、相葉ちゃんち集合でしょ？」

「うん。
　雅紀が家の方が良いだろって、
　場所提供してくれるってさ。」

「大丈夫ですよ、Aちゃん。
　相葉さんがこうなるのは、
　いつもですから。」

「そうそう。単純だからさ。
　行けば機嫌も直るって。」

「んじゃ、松潤！
　しゅっぱ～つ！！
　目標、相葉ちゃん家！！」

「はいはい。
　リーダー、シートベルトＯＫ？
　発進するよ。」

お兄ちゃんの元気な声を合図に松本さんが車を
発進させた。

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