一から兄妹を始めませんか？【ＡＲＳ】 (ページ43)

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とりあえず行ってみようページ43

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「させんっ！！
　撮影ってことは屋外もあるだろ！？
　Aの負担になっちゃうじゃん！！
　第一、おいらとの前に
　相葉ちゃんとの共演だなんて・・・。
　しかも相葉ちゃんの妹役だなんて。
　おいらは絶対に許しませんっ！！！！！」

話を整理すると、
現在撮影中のまー君のドラマ、貴族探偵。

その監督さんが、私の事が気になったらしく

貴族様の妹として出演してほしいそうだ。

撮影はもう始まっているし、今の所セリフもない

アルビノでこの容姿。

不思議感が大幅UPするから？という理由らしい

監督が話をするより、同じグループのメンバー
でもあるまー君から伝えた方がOKがもらえる
だろうと、こうしてまー君が交渉に来た。

「でもさっ、衣装、ゴスロリだよ！？
　見たくない？Aちゃんの
　ドレス姿！！絶対に可愛いよ？」

「・・・・・・それは、
　興味ある・・・
　でも許さんっ！！！」

このやり取り、
いつまで続くのでしょうか・・・？

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「ん～・・・。
　あっ、リーダー昼までオフだよね？
　今から現場に一緒に来てよ！！
　そんでAちゃんに衣装来てもらって・・・
　撮影している間、リーダーも
　現場に居られるように、俺から
　監督に頼んでみるからさぁ～・・・。
　ダメ？とりあえず今日だけ！！
　今だけっ！！！お願いっ！！！！」

まー君、超必死・・・。

「お兄ちゃん？
　ちょこっとだけだし・・・。
　私なら大丈夫だから。ね？」

まー君が可哀そうになってきたんだもん・・・

撮影は屋内だけっぽいし。

セリフなしで、出番も少しみたいだし。

「・・・・・・わかった。
　Aがいいなら、いいよ。」

ようやくお兄ちゃんが折れてくれて・・・。

そこからのまー君の行動は早かった。

マネージャーに連絡を入れて、

すぐに迎えが来て・・・。

お兄ちゃんと一緒に撮影現場に。

現場に着いてまー君と監督さんに挨拶。

なぜかすでに用意されていた衣装・・・。

うわ・・・

予想以上にフリフリ、ですね。

黒が基調のドレスだから、
アルビノの体が余計に際立つ。

ひとりでは到底着れなさそうだったから、
スタッフさんに着替えを手伝ってもらった。

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