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村上side
妹の変わり果てた姿にパニックになってもうた
亮をヨコとすばるに任せて。
年長者として
俺がAと共に救急車へ乗ったけど・・・。
聞き慣れない医療用語が飛び交う車内に１人、
取り残された感覚で。不安ばかりが募ってく。
救急車が病院に到着して。
直ぐに処置室の中へと消えていったA。
俺は処置室の前で、その重たい扉が開くのを
待つしかできひんかった。
.
どのぐらいの時間が経ったんやろ。
「ヒナっ！！！」
「ヨコ・・・みんな・・・。」
呆れるほどに聞き馴染んだ声に顔を上げると、
そこには俺の求めとった奴らの姿が見えて。
「あれ、亮とすばるは・・・？」
「亮のヤツ、あれからずっと
パニックになったままでな。
落ち着かせるよりも、
いっぺん眠らせた方がええやろって。
安定剤いれてもろうて、
今はベッド借りて眠っとる。
すばるが亮に付いてくれとるで安心してや」
「そか・・・・・・。」
あっちも、大変やったんやろな・・・。
「ヒナ、ありがとな。」
「・・・なにが？」
「１人で、キツかったやろ・・・」
「・・・・・・。」
「もう、ええんやで？
１人やない。俺らもおるから・・・」
ヨコがそう言って、俺の体を抱きしめてくれて
ようやく気付いたわ。
俺、
震えてたんやな・・・。
「スマン・・・・・・。」
「なんで謝んねん。気持ち悪いわ。」
ヨコに酷いこと言われた気がしたけど・・・。
俺は暫く、ヨコの胸を借りてひっそり泣いた。
年下の前では強くあろう。
そう思って今まで我慢してたからか、その涙は
なかなか引っ込んでくれへんかった。
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倉安LOVE - 全然大丈夫ですよ。私いつでも待っているので。新作が出来たら読みますね。応援しています。(*^^*) (2019年1月30日 2時) (
レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - 続編楽しみにしています。これからも頑張ってくださいね。 (2019年1月26日 15時) (レス) id: a5b30f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 倉安LOVEさん» 毎回コメントありがとうございます^ ^ いつも励みに頑張ってます！今のとこ話のネタが浮かんでなくて3冊目は未定なのですが…。気まぐれで出てきた時は、是非また呼んでくださいw (2019年1月26日 13時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - とっても感動しました。亮ちゃんも一人で抱えこまずにみんなを頼っていってほしいです。また続編も読みたいです。 (2019年1月26日 10時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - りんごあめさん» 嬉しいコメントありがとうございます！作者の気まぐれで、1冊目の様な短編集になると思いますが…。3冊目が召喚された際は、是非またよろしくお願いします！ (2019年1月26日 4時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2019年1月9日 21時
