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章大がまず向かった先は、1番上のお兄ちゃんの元
「裕兄〜！！！朝やでぇ〜！！！！
早よ起きんと朝ごはんキュウリになってまうよ？」
章大のこの一言に、膨らんでいた布団の山が動く
「そらあかん・・・。ヒナならやりかねへんからな」
そう言いながら、
寝癖まみれの頭で布団から出てきた青年。
英斗家長男、裕。少し抜けた一面もあるが、兄弟にも
患者様にも優しいお医者さん。
ガミガミ煩い信五のとは対照的に、滅多に起こらない
英斗家のオトン的存在。
「ほな、僕は他の2人も呼んでくるから。
裕兄も二度寝せんと、リビング行かなあかんで！」
章大はそう言うと、裕の部屋を後にした。
次に向かうは、3番目の兄の元。
「たつ兄ー！！！！おっきろぉ〜！！！！！」
部屋の扉を開け放ち、迷うことなく盛り上がった
ベッドにダイブする章大
「うげっ・・・しょうたっ！？！？
何べんも言うけど、その起こし方やめて。
兄ちゃんの内臓、無くなってまう・・・。」
章大にやられた腹部を摩りながら起き上がった青年
英斗家三男、忠義。
食べる事、寝る事大好きで、現在は調理専門学校に通う専門学生。
「なんでぇ〜？？
昔からずっと、こうしてきたやん。
今更変えるの嫌やわぁ・・・」
「章大・・・
それは幼稚園の頃の話や。
お前もう中学生やろ？流石に重いって・・・」
「そんな・・・
たつ兄は僕のこと、キライになってもうたん？？」
「そんな事は一言も言ってへんやろ・・・」
2人で漫才を続けていると
「何してんねんw
早よ隆平起こさな。ヒナの雷落ちるで？」
服に着替えてリビングに向かう裕が現れて
「そや！！！
たつ兄と遊んでる場合やあらへん！！！
りゅーーー！！！！朝やでぇ〜♬」
裕の一声に、今までの忠義とのやり取りは何処へやら
颯爽と部屋を飛び出していった章大。
「忠義、章大にフラれたなww」
「べっつにぃー？？
フラれてなんかないしぃー？？
それ以上言うなら、夕飯はキュウリにすんで？w」
章大が去った部屋。
今度は長男と三男の漫才が始まるのであった。
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You(プロフ) - もしまた更新できそうでしたらよろしくお願いします！読み返してのんびり待ってます！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: 4838a1782f (このIDを非表示/違反報告)
すずまる(プロフ) - mioさん» 首を長くして待ってます！！^_^ (2020年3月31日 16時) (レス) id: 5439645e09 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - すずまるさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！最近放置気味でスミマセンorz仕事が落ち着いたら更新を再開しますので、折れない程度に首を長くして待って頂けると幸いです (2020年3月30日 23時) (レス) id: 616b9f9617 (このIDを非表示/違反報告)
すずまる(プロフ) - とても良いお話で大好きです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年3月26日 21時) (レス) id: 5439645e09 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - Youさん» ありがとうございます！下書き無しの携帯投稿の為、上手く書けてない時もありますが、これからも読んでくださると嬉しいです(*´ω`*) (2020年2月10日 17時) (レス) id: 616b9f9617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2020年2月9日 2時
