・ ページ11
＿
智ｓｉｄｅ
夜中、物音がして目が覚めた。
きっと翔くんの幻肢痛だろう。
直ぐに雅紀の足音が聞こえたから、
あえておいらは様子を見ることにした。
だって翔くん、雅紀だけでも遠慮するのに、
おいらまで行ったら大丈夫って言い張りそう
なんだもん。
折角雅紀を頼ったのに、またすぐに我慢しそう
なんだもん・・・。
でも、なかなか雅紀が部屋に戻らない。
こりゃぁ強敵だったかな？？
そろそろおいらも行って良い？？
おいらは自分の枕を持って、
翔くんの部屋に突入した。
「大丈夫そう？雅紀。」
「あっ、さと兄。起こした？？」
「起きてたよ。布団の上で目、開いてた。」
「それって起きてたの？？」
「う〜ん・・・たぶん？？」
翔くんの細くなってしまった足をマッサージ
している雅紀。
翔くんは・・・
痛みが酷いのか、おいらが来たことに気付いて
いない。
「おじゃましま〜す・・・」
急に後ろから抱き付くと翔くん怒るから、
一応声をかけて・・・。
布団を少しめくって潜り込む。
「んっ・・・？
だれっ・・・？？？」
「おいらぁ〜」
「・・・・・・
また、きゅうに・・・」
「ちゃんと声はかけたもんねーー。」
「・・・・・・うそだ。」
「ほんとだよぉ〜・・・。」
信用してよね、翔くん。
おいら、お兄ちゃんよ？
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 715人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mio(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます^ ^読者様の応援が1番の励みです！これからも読んでいただけると嬉しいです(o^^o) (2019年12月5日 20時) (
レス) id: 035e38120f (このIDを非表示/違反報告)
悠 - mioさん» なるほど。ありがとうございます。リクのやつ付け加えで、病院に行くのは抵抗があって兄弟に色々言われ、いやいや行くみたいな感じもお願いします。付き添いは智くんでお願いします。応援してます、ご無理をせず頑張ってください。 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 悠さん» 今回はしっかりと決めていません。22以上ってざっくり決めているだけで、あとは読者様の想像で設定して頂きたいです。 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 035e38120f (このIDを非表示/違反報告)
悠 - トイレの感覚がなくて、失敗して病院に行って、家や病院に通いながらトイトレのリバビリをするみたいなのをお願いします。だいたいの年齢ってどんな感じなんですか？ (2019年12月5日 17時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 悠さん» リクエストありがとうございます^ ^失敗系、ということでしょうか？リクエスト通りは行かないかも知れませんが、頑張ってみます (2019年12月5日 15時) (レス) id: 035e38120f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mio
| 作成日時：2019年11月19日 21時
