・ ページ32
＿
雅紀ｓｉｄｅ
Ｂクラス棟。
入ろうとしたら、入り口の警備員さんがビックリした表情でこっちを見てた。
遅刻ギリギリで校舎に飛び込んで来ることも、
Bクラス生じゃ珍しいし。
今回は智様も一緒だからね。
「すみません。
当家の主が、我々執事の授業を
見学したいと申されまして・・・。」
松潤がうまい事警備員さんと手続してくれて
いる間に、智様と執事科の職員室へ。
先生たちも驚いてた。
「センセっ！！
智様が俺らがテスト受けてる間、
どっか空き教室を
貸して欲しいって言って・・・
じゃなかった。仰っているのですが。
空いてる教室、ありませんか？」
俺の言葉に、
ちょこっと眉間にシワを寄せた先生。
「大野様、
私共が口を挟む事では無いとは存じますが
ご自分の授業の方はよろしいのですか？
執事科は本日テストのみ。
大野家の次期当主様がご覧になられても、
得るものは無いかと・・・。」
「ん？
授業は見ないよ？
おいらが一人寮にいると、
雅紀と潤がテスト受けられないから
ついてきただけ。おいらは翔君が
鬼のように出した課題を
片付けないといけないから忙しいの。」
さーとーしーさまぁーーー・・・。
笑顔で先生の質問に答えてくれるのは
良いけどさぁ〜。
いろんな意味で
その言葉はアウトですよ〜・・・。
執事の為に主が動くとか。
本来はそんな事させちゃダメなんだからぁ・・・
あぁ、ほら・・・。
痛い。
先生方の視線が刺さる・・・。
刺さってるよ〜！！！！
「相葉・・・。」
「・・・・・・はぃ・・・。」
「後で話がある。」
「・・・・・・。はい。」
お説教、確定です・・・。
ヘルプミー！！
翔ちゃん！！
＿
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 435人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「病系」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ - これ…寮の名前って、メイちゃんの執事ですか？ (2021年7月8日 1時) (
レス) id: c1248d5141 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 心優さん» コメントありがとうございます。楽しんで頂けて幸いです。また気まぐれに更新するかもしれないので、その時はよろしくお願いします。 (2018年5月15日 10時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
心優 - 執事のお話大変楽しく読ませてもらってます。また更新されますことを楽しみにしています。 (2018年5月15日 1時) (レス) id: 0a033de64e (このIDを非表示/違反報告)
Ｈana - mioさん» よろしくお願いします。更新も楽しみにしてます (2018年1月4日 23時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - Ｈanaさん» 詳細なリクエスト ありがとうございます。考えてみます (2018年1月4日 21時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mio
| 作成日時：2017年9月28日 13時
