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＿
一方その頃、翔の部屋。
部屋の電気を点けた状態で、布団に寝転んでいる翔。
こちらも未だ寝付けない様で、何度も寝返りを繰り返していた。
“コンコン”
「ふぇいっ！？！？」
急にノックされた自室の扉の音に驚き、変な声を上げた翔。
「翔兄？入ってもいい？」
「なんだ、潤か・・・。
和まで。どうした・・・？」
ノックの正体は潤だった。
遠慮がちに開かれた扉から枕を持った潤と和也が部屋に入ってきて。
「さっきの映画、さ・・・。
寝付けなくて・・・。」
「きっと翔兄も
怖がってるだろうと思って、
来てあげましたよ。」
素直に自分が怖いと言わない二人の弟を可愛いと思いつつ、自分も怖かったからありがたいとも思う翔。
翔の布団に3人でギュウギュウになりながら横になる。
「・・・やっぱ翔兄じゃ
心もとないですね。」
「なんだと！？」
和也がボソッと言った言葉に、翔は即座に反応する。
「やっぱこういう時は・・・。」
「・・・だな。」
「あの人が最強ですね。」
潤を先頭に、3人は最強のあの人の部屋へと向かった。
智の部屋。
寝ているといけないから、そっと扉を開けた翔
そこには先客が居た。
「あり？
翔たちも来たの？いらっしゃ〜い。」
ベッドの上。
両脇に双子を寝かせた智は、いつものようなやんわりとした笑顔を向けた。
「雅兄の付けた
映画が怖すぎるんだよ。」
「そうですよ、
雅兄のせいですからね！！」
「俺だって、
好きであれを選んだんじゃないもん！
確認してない店員が悪いんだもん！！」
智の部屋に全員が集合し、夜中にも関わらず賑やかな山風家。
＿
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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mio(プロフ) - 紅音さん» コメントありがとうございます！仕事中にパッと思い付いたモノをただ書いているだけの繋がりのないお話ですが。皆様に楽しんで頂けるよう頑張りますw (2018年4月2日 20時) (
レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
紅音 - すっごく面白いです！個人的にはテレパシーの話が好きです！更新楽しみにしてます (2018年4月2日 17時) (レス) id: 7123fcbb8f (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 桜桃さん» 嬉しいコメントありがとうございます。前後の繋がりが殆ど無い超短編集ですが、楽しんで頂けたのなら幸いです (2018年3月26日 20時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - とっても楽しみにしてます。お話がとにかく良くて、大好きな作品です。更新楽しみにしています (2018年3月26日 20時) (レス) id: 349678d199 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - カノンさん» 殆どの作品にコメントして下さってありがとうございます^ ^カノン様のように楽しみにしてくださる読者様の為にも、できる限り頑張って更新します (2018年3月24日 23時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2018年3月15日 14時
