4 classes ページ4
-TEN side-
なんだよ...テヨンばっかり.......。
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俺だって、やる時はやるし.....
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そんなの先生が知らないだけ......
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みてないだけ.....
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俺の心に火がついた
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俺は立ち上がってテヨンに言った
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「テヨン、中間テスト俺と勝負しろ」
テヨンも立ち上がってはふっと鼻で笑って口角をニヤリとあげた
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テヨンのあの顔は......多分勘づいた
あいつは勘が働くやつだからすぐわかる
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「おお、いいじゃん.......報酬は？」
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俺は挑発的な態度でテンと接した
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ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、まって、、、
目が本気すぎない....?
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まるで・・・なにか獲物を狙うようなオオカミみたいな目......
な、なにこの空気....
大丈夫.....???この二人.......
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「報酬は.....A先生とデート
でも、もし俺が勝ったらその報酬は俺のもんだ」
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で、デート！？
な、なにいってんのよ・・・!!!!//////
冗談でしょ！！ちょっと私をからかってるだけよっ！！//////
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「へぇー....その報酬、ノッた....^ ^
何点とるつもりだよ」
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「100に決まってんだろ」
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「おーそうか^ ^
....ワクワクする」
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Aは渡さねぇ
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先生は「冗談でしょ」って思うだろうけど
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俺は.....先生が思ってる以上に本気だよ
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はぁ....どうしちゃったのかな〜....
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それからというもの
次の日.....その次の日....そのまた次の日
ずーーっと.....
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私はテンくんとテヨンくんが昼休み、
授業と授業の間の十分休みでさえ英語を勉強する様子を見かけた
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私はクラス移動があって移動しないといけないから
よく教室の前を通る時に見える......
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別人みたいに集中して....
ホントにどうしちゃったの・・・？
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ここまでくると勉強してくれて嬉しいという気持ちより心配が上回る
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作者名：ももごま | 作成日時：2018年5月20日 15時
