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プロローグ20 ページ41





エ「そーなんすよ!学園長!コイツがこの毛玉の炎の向きを変えてハートの女王が黒焦げになったんすよ!退学はコイツです!」



学「本当なんですか?Aくん」



『はい、エースの言う通りです。私が黒焦げにしてしまいました。ごめんなさい。』



学「でもその前にケンカをやっていたのは誰ですか?」

学「私は喧嘩の騒ぎも聞こえた気がしましたが」



グ、エ「「!」」ギクッ



学「まったく………。君、学年と名前は?」



エ「エース・トラッポラ。………1年デス。」



学「ではトラッポラくん、グリムくん。そしてAくん。」

学「3人には罰として窓拭き掃除100枚の刑を命じます!」



グ「にゃっ!?」

グ「もとはといえば、ソイツがオレ様たちをバカにしたからいけないんだゾ!」



エ「ええっ!?俺もぉ!?」



学「当たり前です!放課後、大食堂に集合。いいですね。」



エ「へぇ〜ぃ……。」なんでオレまで……



グ「昨日から散々なんだゾ〜!!」



『ごめんね。2人とも。』



エ「ホントに。助けてとか言ってねえし。」



『うん…………。じゃあグリム行こっか。」スタスタスタッ



ちょっと頭冷やさないと…………エースの言い分は最もだ。グリムもエースも巻き込んじゃったし……

ホントに何してんだろ……




────もうあの頃には戻れないのに




グ「お、おい!ちょっと待つんだゾ!」













ちょっと間違えれば死ぬかもしれなかった!!!



エ「……………ふん、んな必死になんなくてもただの喧嘩だっつの。」



────────

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作者名:ぺちゃんこ | 作成日時:2024年1月8日 14時

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