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〜A〜
《そんなに知りたいならボーダーに入りなよ。そしたら全部教えてあげるよ》
龍希《……は?》
《だからさ。ボーダー入って一緒に闘おうよ。ネイバーは普通の武器じゃ倒せない。“過去にトリガーなしでネイバーを倒した
トリガーがあったら龍星会も守れる。もうあんな悲劇は繰り返さないで済む
入ってくれるなら三河さんのことも教えるよ。龍希さんだけには特別に》
龍希《
《なーんだ。そこまでお見通しなんだ?つまんないの》
龍希《A。1人で背負うなよ》
《私は、これでも夢かあったんだ。“黒鳳蝶”と荒野の向こうに行ってみたかった》
龍希《お前が“黒鳳蝶”になればいい。それが嫌なら忍田が……》
《無理無理。忍田さんが“黒鳳蝶”になれるわけないじゃん》
龍希《失礼極まりないな》
《あはは。うん…うん。じゃあまたね》
電話を切ると軽く息をついて携帯をしまった
「色々と聞きたい事あると思うんですけど、先に会議終わらせない?」
忍田「そうだな」
おやつはないけど、我慢して座ってると会議は終わった
今日のは長かったな
座ってるだけって地味に疲れる
忍田「ちょっと待てA」
「はい?」
忍田「あ……いや…。さっきの電話……」
「忍田さんはさ。知らないよね。“黒鳳蝶”は1人では飛べない。って言っても、忍田さんは“黒鳳蝶”を知らないんだよね」
忍田「聞けば教えてくれるのか」
「“黒鳳蝶”のことなら」
忍田「そうやって全部を1人で背負うのか」
「さっきから怒ってるみたいだけどさ。私の言い分も聞いてくる?」
忍田「あぁ。何だ」
「今日の会議におやつなかった!私が出る時は絶対用意するって約束したじゃん!!」
修「(そこ!?)」
忍田「え、あ……すまん…」
太刀川「(謝った……)」
隊長『(本部長弱いな……)』
林藤「レイジ。今日のおやつは奮発してやれよ」
レイジ「分かりました」
「本当!?((パァァ」
レイジ「何が食べたいんだ」
「何てもいいよ。レイジさんの作るものは全部美味しいもん」
レイジ「今日のは奮発してやる」
「ドーナツにアイス乗せたい」
レイジ「アイスは好きなの買ってこい。その間に作っておくから」
「うん!修くんも行こ」
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李詩(プロフ) - ヤバい…三河さんが好きすぎる… (2019年10月22日 16時) (レス) id: 085be6f2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2019年7月10日 23時