玉狛のお姫様はボーダー最強 10 (ページ16)

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454ー夏休み編ーページ16

〜A〜

｢何これ……｣

せっかくの夏休みだっていうのに、暑いなか本部に呼び出された

私以外にも、学生はみんな大集合

慶さんは……学生？

忍田｢毎年夏休みの宿題をギリギリまでやらない者がいるので今年は私監修のもと、早めに終わらせるために集まってもらった。真面目に取り組んでいる者には申し訳ない｣

｢ほんとそうですよね｣

忍田｢A………俺に宿題させたよな？｣

｢それが？｣

忍田｢やる気なかったんだよな？｣

｢そうなの？｣

忍田｢え、違うのか！？俺はてっきり……｣

｢やる気はあるよ。だって真史さんの解答全部ひどいんだもん。さすがにビックリしたよ｣

忍田｢あれは本当に悪かった｣

東｢忍田本部長。ここでそういう甘やかしはやめて下さいね｣

風間｢全員を平等に扱ってくれないと、教える俺達も困ります｣

忍田｢あ、あぁ…そうだな｣

みんな大変だな

こんな事に巻き込まれて

慶さんはサボりすぎて単位がヤバいから、レポート書かなきゃいけないんだ

むしろそのやり方アリならこの先もサボり続けるんじゃないかな……

東｢どうした。手が止まってるけど解らないとこでもあるのか｣

｢暑いなぁって｣

東｢さすがにこの人数だとな。エアコンも下げれるだけ下げてるんだけど……本部長。設定温度は27度なのでそれ以下はダメですよ｣

忍田｢だが暑いと集中が……｣

東｢さっきから太刀川の暑いを無視してた人が何を言ってるんですか。早く戻して下さい｣

春秋さんのほうか上司っぽいな

真史さんも戻せばいいのに