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〜迅〜
俺は別にAのことを何でも知ってるわけじゃない
だからどうしても欲ばってしまう
Aの未来が視えないからこそ、過去を知りたいと思う
忍田さんがA贔屓だってのはほとんどの奴が知ってる
そんな昔からとは予想外だったけど
小南｢Aって結局何歳からボーダー入ったの」
林藤｢入ったっていうだけなら確か9年前の6歳だ」
宇佐美｢んー？Aちゃんが
小南｢そうそう。ボスが連れてきたんだよね」
林藤｢あれは…まぁ……気分いいもんじゃねーな」
迅｢どういう意味」
林藤｢そのまんまだよ。Aが
迅｢待って待って。俺からも一ついい？Aはその、両親がネイバーに殺されたあとに保護されたんだよね？
なんでもっと早くに保護しなかったの
もしかして保護しなかったんじゃなくて、する理由がなかったとか？」
林藤｢さぁ。どうだったかなもう忘れたよ。そんな昔のこと」
これまで散々喋っといていきなり忘れたフリかよ
Aに何があったんだ
くそ。力になれないことがこんなにも歯がゆいのか
〜A〜
眠るのが嫌だった
朝が嫌いだった
もう世界のどこにも｢おはよう｣と言ってくれる大好きな人がいないとわかってしまったから
頭でわかっていても子供の私には受け入れ難い現実だった
信用も信頼も、生きることも諦めた私に希望をくれたのは忍田さんだった
だから多少の無茶は聞いてきた
大規模侵攻の時だって忍田さんのお願いじゃなきゃ無視してた
そういえば昔迅さんに聞かれたことあったっけ
迅｢Aは何で
私は答えなかった
修『でもいくら何でも酷すぎないか。Aがゲートを開いてるなんて』
遊真『確かに。大規模侵攻の時だってAの活躍がなければ実際ヤバかったわけだし。なんで疑うんだ？』
病院で二人はそう言った
その理由と迅さんへの答えは全く一緒
｢私が……だからだよ」
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夕霧 - とても面白かったです！これからも更新頑張って下さい！ (2018年6月22日 16時) (
レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
立花 雪(プロフ) - 更新お疲れ様でひゅ！！ (2018年5月4日 9時) (レス) id: 27d1f793e0 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外して下さい。違反行為なので更新前にちゃんと確認されて下さいねー (2018年4月26日 6時) (レス) id: 73140bb58e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2018年4月25日 21時
