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〜A〜
小南｢何よこのトリオン！！」
宇佐美｢計測器が壊れちゃった……」
レイジ｢確かにこれは保護が必要だな」
林藤｢だろ？だからお前ら。Aを守ってやれよ」
ボスの命令に、みんな真剣にうなづいた
烏丸｢じゃ、連絡先交換するか」
レイジ｢連絡がとれないと不便だからな」
みんなは私を戦闘員にしたほうがいいなんて、言わなかった
ただ私を守ることに全力を尽くしてくれようとしてる
｢あの、玉狛と本部って何か違うんですか？」
林藤｢いや。基本は同じなんだが……迅。説明してやれ」
迅｢ボーダーには3つの派閥があるんだ
ネイバーは絶対許さないぞ主義の城戸さん派
街の平和が第一だよね主義の忍田さん派
んで最後に、ネイバーにも良い奴いるから仲良くしようぜ主義の我らが玉狛支部」
｢それって全然違くないですか？真逆ですね」
林藤｢城戸さんとことウチは考え真逆だからな」
宇佐美｢でも実際。いいネイバーもいるんだよ」
小南｢玉狛のエンジニアもネイバーだしね」
｢エンジ……？え？」
林藤｢要はトリガー作る職員ってことだ」
トリガーを作る……鬼怒田さんみたいな感じか
ネイバーの技術は進んでるって聞くし、玉狛のトリガーは本部とは別物ってこと？
私も……オリジナルのトリガー作ってもらえるのかな
ちょっとワクワクする
はっ………
私隊員じゃないんだ
保護された設定だった
いずれ機会があったらでいいや
．
小南｢ところでさ。あたしAこと見た事ある気がするのよね」
烏丸｢奇遇ですね。俺もなんですよ」
迅｢それってあれだろ。半年ぐらい前、本部でAが1日だけ肩たたきやってたんだよ」
林藤｢アイツは何やってんだよ……」
迅｢宣伝のために写真が出回ってたはずだけど。多分それじゃないか」
林藤｢んだそれ？」
迅｢1回10円で肩たたきしてたんだよ。みんなAが可愛いから何回も並んでさ」
林藤｢お前も並んだくちか」
迅｢いや〜だってな〜。可愛すぎて」
レイジ｢だったら初めましてじゃないだろ」
迅｢Aが初めましてって言うから」
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年2月7日 15時
