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〜A〜
麻理｢なるほど。つまりは忍田さんにも学校を内緒にしておきたいのね」
｢うん。できる？」
麻理｢もちろん。それにしても忍田さんも過保護だね〜」
｢かほ子？」
麻理｢過保護。まぁAが大好きってこと」
｢私も忍田さん大好きだよ。じゃあ私も過保護だね！」
麻理｢うん……うん？違うよ」
｢違うの？」
麻理｢違うよ。それで？どこの学校にする」
お姉ちゃんはたくさんの学校のパンフレットをバサっと広げた
色んな学校あるんだ
ここは…お嬢様学校だ
私には合わないな
｢んーーっと……あ、ここ！三門市立第三中学校がいい」
麻理｢ここか〜。いいかもね」
忍田｢忍田だ。入るぞ」
麻理｢ダメですよ忍田さん。まだいいって言ってないのに」
忍田｢？？」
麻理｢Aが着替え中だったらどうするんですか」
忍田｢あー……///」
｢どうしたの？顔赤いよ？」
麻理｢気にしなくていいの。それより忍田さんはどうしたんですか？」
忍田｢Aの学校は決まったのか？」
麻理｢まだですよ。Aは頭良いから進学校にするか迷ってて」
忍田｢そうだろ！？Aは出来る子なんだ！｣
麻理｢そういう親バカ発言はいいです」
忍田｢桧谷くん……。ボーダーを辞めて清々しくなったな」
麻理｢いや〜それほどでも」
忍田｢褒めてはないぞ」
麻理｢あはは。分かってますよ」
忍田｢じゃあ私は行くが、決まったら教えてくれ」
麻理｢はーい。……相変わらず忙しい人」
｢忍田さんの仕事は私といることだよ」
麻理｢違うよ？忍田さんの仕事は主に指揮だったような……」
｢え……((ｶﾞｰﾝ!!!」
麻理｢え？どうしたの？」
知らなかった
忍田さんの仕事が別にあったなんて
だって毎日一緒にいるし(たまに防衛任務)
書類にハンコ押すか名前書くかしかしてないのに
じゃあ何で私といるんだろ
麻理｢おーい。Aー？」
あの時だってずっと私の側に……
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年2月7日 15時
