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〜A〜
根付｢ですから木虎くんと同じ学校のほうがいいんですよ」
忍田｢それは貴方達が監視するのに都合が良いだけだろう」
城戸｢いつでも守れる……そういう事だ。それに木虎隊員は忍田本部長の派閥だ」
忍田｢守るを前提とするなら他の学校でもかまわないはずだ」
なんで私の学校を決めるのに、こんなに話し合いが必要なんだろ
出されたジュースを飲み終わるとようやく私も話題に入れてもらえた
忍田｢Aはどこの学校がいいとかあるか？｣
私もあと1年で中学生
ボーダーは学校さえも決める権利があるのかな？
｢どこでもいいよ。どんな学校かなんて、私には分かんないし」
忍田｢あ……そ、そう…だな」
6年ぶりの学校
友達100人作れるかな
お姉ちゃんは桧谷の力を駆使して私が中学校に入れるように全力を尽くした
卒業証書もらうためにテストは受けるんだけどね
鬼怒田｢そもそも登下校中に襲われたらどうするつもりだ」
忍田｢それを避けるために毎日送迎すればいい」
ん？？
おかしな展開になってきた
学校は1人で行ける
1人でも帰れる
私の意見を無視してどんどん話しが進む
三門市以外にも隣町も候補に上がってる
単純にネイバーの出現率が低いとこで行くなら、静市辺りが妥当
忍田｢……ということで、Aは✕✕中学校に通わせる」
いつの間にか話しが終わろうとしてる
｢あ…あの！学校は自分で決める！！から…だから……」
ちゃんと分かってる
忍田さんが私のためを想ってくれてるのは
でもそれに甘んじてしまったら私の
三門市にいればボーダー隊員がいるから安全といえば安全
送り迎えか
楽でよさそうだけど……
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年2月7日 15時
