541 ページ10
〜A〜
なーんか真史さんが怒ったようにブツブツ言いながら持ち場に戻った
仕事サボってると正宗さんに怒られるからね
部下の目の前で堂々とサボりは良くない
｢それで……誰が私に負けてくれるんですか｣
修｢負ける前提なのか……｣
ボクシングのジャブのマネをしていると拓磨さんに頭を掴まれブースに引きずられた
弓場｢そういや最近調子乗ってるみてぇだからな。俺が相手になってやる｣
｢いーやー！！負け戦はしない主義です｣
遊真｢ほう。Aが負け勘定入れるなんて珍しいな｣
｢遊真は拓磨さんと勝負したことは？｣
遊真｢1回だけ。瞬殺された｣
｢いくら私が強いからってあのスピードは無理｣
遊真｢他の人はいけるのに？｣
｢だってほら。私は拓磨さんが大好きだから負けるとこなんて見たくないじゃん？｣
遊真｢？？つまりAは弓場さんに勝てるのか？｣
｢本気出せばね｣
弓場｢なら俺に勝てたら
｢ほんと！？｣
太刀川｢すげー食いつき｣
荒船｢(マジか……！！今年の出し物って確か……)｣
荒船｢弓場さん！！絶対勝って下さい！！｣
犬飼｢俺も応援してまーす｣
なぜ！？
私への声援が一つもないなんておかしい
なんかもうやる気なくなった
全員『(明らかにしょげた……！！)』
弓場｢あ……あーー……。今から行くか？かわいいの森。2人で｣
｢((ｺｸﾝ｣
弓場｢帯島ァ。俺がいないからって負けんじゃねぇぞ｣
帯島｢ウス！！｣
｢ユカリには今度稽古をつけてあげるね。人気はないけど実力はあるからさ｣
帯島｢ありがとうございます！！嬉しいです！！｣
｢ユカリは若いのに社交辞令が上手だね｣
よしよしと頭を撫でた
この子は将来出世する
私が保証する
自力で歩く気分はなく、手を伸ばすと嫌な顔せず握ってくれた
私的にはおんぶか抱っこを期待してたけど、これはこれでアリ
菊地原｢なんでAが来るの嫌がったの｣
荒船｢ウチのクラス、今年の出し物が男装･女装喫茶なんだよ｣
太刀川｢あー。そりゃ悪くねぇな｣
犬飼｢どうしようもない時はあるからね｣
二宮｢お前は知ってたのか｣
犬飼｢これでも同じ学校なもので｣
太刀川｢つーかAと2人で出掛けるのは禁止なんだろ。なら弓場もダメなんじゃねぇの｣
犬飼｢そこはほら。“公認”だからじゃない？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ(プロフ) - うゆさん» コメントありがとうございます！！素敵なコメント、とても励みになります！！ (2020年12月26日 17時) (
レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
うゆ - こんにちは！いつも読ませていただいています。無理にとは言えませんが更新頑張ってください。続きも楽しみにしてます！ (2020年12月26日 17時) (レス) id: 48feb99a4c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - コメントありがとうございます！！最近は王道ストーリーに戻ってこれたので一安心してます(笑)ほんとだ……。気付きませんでした！教えてくれてありがとうございます！！ (2020年8月31日 13時) (レス) id: 1db8013159 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - こんにちは！いつも楽しく読ませていただいています！あの、題名が41の後47になっているのですが・・・ (2020年8月31日 12時) (レス) id: da4fd86884 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆ
| 作成日時：2020年8月12日 12時
