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〜A〜
塩ラーメンを期待してたのに、まかないに出ないとは予想外だった
朝宏さんが読書感想文書いてくれるから引き受けて損はない
はずなのに……
このガッカリ感は隠せない
私の胃はラーメンを求めるというのに
ごめんね胃袋
この埋め合わせは今度するから
弓場｢なーにいじけてんだ。帰りにアイスでも買ってやるから機嫌治せ｣
｢うん！｣
龍希｢やっぱ付き合ってるよな。あれ｣
東｢Aのご機嫌取りは誰もがやってますから｣
龍希｢現実を受け止めたほうが身のためだぞ｣
東｢付き合うなんてそんな……絶対ないですから｣
龍希｢だからその笑顔怖ぇって。そっちのお前も思うだろ？｣
修｢ぼ、僕は……。でもAが弓場さんを好きっていうのは本当に伝わってきますから。付き合っててもおかしくないというか……｣
東｢三雲。黙ろうか？｣
修｢す、すみません｣
龍希｢後輩いじめてやんなよ｣
朝宏｢でもほんと。なんであんなに好きなんですかね｣
龍希｢本人に聞けばいいだろ。なぁA。お前なんでその彼が好きなんだ｣
｢優しいから｣
あれは……いつだったか
まだ隊員を覚えきれていない頃だった
本部の自販機で期間限定のオレンジジュースを買おうとしたらお金が足りなかった
どうしても飲みたくて、でも知ってる人は誰も通らなかった
諦めようとしたその瞬間、後ろから伸びてきた手が10円を入れてくれて、さらにはボタンまで押してくれた
振り向くと、小さく笑う拓磨さんがいて、それから懐くようになった
弓場｢あんなことでか……？｣
｢あんなことじゃないもん。私は嬉しかったもん｣
見ず知らずの私を助けてくれた ←大袈裟だな by修
そういう小さなことが嬉しかったりする
龍希｢そういうことなら他の奴もやってそうだけどな｣
朝宏｢違いますよ。彼みたいな悪そうな奴に優しくされると、ときめくらしいですよ。女って｣
龍希｢そういうもんかね｣
朝宏｢あれですよ。ジェネレーションギャップ。今どきの若者は俺らの考えの遥か上をいくんです｣
｢だから拓磨さんも私のこと好きでいいんだよ｣
弓場｢あ、あぁ……｣
弓場｢(むしろ好きなんだよ)｣
龍希｢
朝宏｢それだけ“他人に心開いてきた”ってことでしょう｣
龍希｢お前さっきから……｣
義一｢いつまで休憩取ります？交代してくれませんかね｣
龍希｢あぁ。すぐ行く｣
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まゆ(プロフ) - うゆさん» コメントありがとうございます！！素敵なコメント、とても励みになります！！ (2020年12月26日 17時) (
レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
うゆ - こんにちは！いつも読ませていただいています。無理にとは言えませんが更新頑張ってください。続きも楽しみにしてます！ (2020年12月26日 17時) (レス) id: 48feb99a4c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - コメントありがとうございます！！最近は王道ストーリーに戻ってこれたので一安心してます(笑)ほんとだ……。気付きませんでした！教えてくれてありがとうございます！！ (2020年8月31日 13時) (レス) id: 1db8013159 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - こんにちは！いつも楽しく読ませていただいています！あの、題名が41の後47になっているのですが・・・ (2020年8月31日 12時) (レス) id: da4fd86884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2020年8月12日 12時
