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708ーファンイベント編ー ページ44

〜A〜



いつにも増して人が多い


気持ち悪いけど顔には出せない



詳しい説明は聞き流してた


寄付金の額に応じてサービス内容が違うんだっけ



私の周りには秀次さんと匡貴さんと雅人さんが引っ付いてる


よりによってこの3人



スポンサーがドン引きしてる

面白いなぁ


笑い事じゃないけど


向こうのエクレアを食べたい

移動するにも声をかけなきゃいけないのが不便



嵐山「A。挨拶回りに同行してくれないか」


「そういうのは嵐山隊や克己さんのお仕事じゃ……?」


嵐山「今ならドーナツあるぞ」


「行きます」


影浦「だから物に釣られんな」


「甘い物は正義です」


影浦「素直か」


「行ってきます」


ビジッと敬礼を決めて准さんの後ろにつく


戦闘ではない嵐山隊のきらめき度はまさに芸能人並み



ドーナツを食べてるだけなのに、やたら准さん達を無視して私に話しかけてくる


やっぱ向こうにいればよかった


これじゃ落ち着いて食べられない


スポンサー「岸原隊員。君の活躍はよく耳にする」


「ありがとうございます?」


公でそんな活躍したかな

あんまリ覚えがない


誰と勘違いしているのかな


スポンサー2「強いだけでなく華があるなんて」


スポンサー2「是非我が息子と友達になって頂きたい」


それもイベントの趣旨かな


それなら従う



この人の息子の友達になればいいんだよね


てか、誰だろこの人

初対面でそんなお願いするなんて中々いない


唐沢「申し訳ありませんが、そういう個人的なサービスは全てナシとさせてもらってます。先にご説明したはずですが」


スポンサー「唐沢くん。少しは融通を効かせてくれてもいいんじゃないかね」


スポンサー2「私達は古参なんだよ」


唐沢「誰だろうと特別扱いはしません。Aちゃん。向こうに行っていいよ。色んな種類のパイもあるから」


「行ってくる」


具体的な場所までは教えてくれなかったけど“向こう”を目指してウロウロしてると、やたら目を引く着物姿の男性を発見


「スーツよりそっちのほうが似合うね」


龍希「着物は落ち着くわ」


ただ見てただけなのに扇子で小突かれた


「もう朝宏さんと一緒にいないの」


龍希「俺は間違えたみたいだからな。アイツの事もお前の事も。言われなきゃ何も分からないような、愚かだったんだ俺は」

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設定タグ:ワールドトリガー , 愛され , まゆ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:まゆ | 作成日時:2021年6月4日 9時

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