9話 ページ10
遅いなぁ…
チラッと時計を見ると針は12時を指していた。
普段は寝てる時間。
でも、私が小さい頃から「おかえり」って言われなくて辛かったから、きっと祐くんだって「おかえり」は、あった方がいい。
…っていう、勝手な解釈なんだけど…
アイドルって…こんなに遅い時間までお仕事してるんだ…
まぁ、アイドルだもんね。
アイドルの代名詞とも言える、「夢を売る仕事」。
夢を売るんだから、それなりに努力も必要だし、裏での頑張りも必要。
まぁだから、他の人達は部屋に戻って明日早いからって寝た。
それは仕方ないと思うし、みんなも朝から頑張らなきゃいけないわけだから。
リビングには私一人。
まだかなぁ…
眠気が頂点に達した頃、リビングの扉が開いた音がした。
祐くんかなって思って振り返ろうとしたけど、もうそんな力なくてそこで意識は途切れた。
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時雨 - 面白くて キュンキュンしました! 手越さんおちも すごく嬉しいです♪ (2016年8月17日 10時) (レス) id: 03677de3bd (このIDを非表示/違反報告)
美澄 - 面白いしキュンキュンしました! (2016年2月5日 19時) (レス) id: c436dfca2e (このIDを非表示/違反報告)
テゴラブ - とても面白いです!テゴおちというのも凄く嬉しいです! (2015年9月22日 10時) (レス) id: d9cb4dd97a (このIDを非表示/違反報告)
あやチュム - すごく面白いです 今度はまっすーが地理の先生というストーリーを書いてください お願いします。 (2015年9月14日 20時) (レス) id: c084a28978 (このIDを非表示/違反報告)
益田智久 - ↓これからもです。間違えました。すみません。 (2015年9月13日 21時) (レス) id: 901946903d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚乃 x他1人 | 作成日時:2014年12月9日 0時