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翌日
午前中から夏祭りの出し物は行われています
まあ、メインは夜だから午前はそんな出店はないんだけど
僕は午前から発表があるので朝の8時入りです…
眠い…
そして、出番は11時から
なので今はメイク中なのです!!
「相変わらずAは黒髪にするんだな」
『そりゃそうですよ…やっぱ和服には黒髪が一番じゃないですか?』
「Aちゃん辛辣やな…俺ら金髪なのに…」
『違うんです!!皆さんは体格が男らしいから金髪でもかっこいいんですけど…僕はまだまだ小さいですから黒髪のほうが似合ってるんですよね…』
僕ももう少し男らしくなりたいなってこの時は少しだけ思いますけど…
「「やっぱA(ちゃん)はかわいいな‼︎」」
「Aちゃんはほんと俺らを喜ばせるのうまいな…」
「憧れるやろ?漢な感じに憧れるやろ!?」
『そげですね…あ』
「もう、ほんとかわいいやっちゃなーAちゃん。可愛い子が方言とかもう殺す気か!?」
『も、もうよかやろ!!はよ準備するけんねちゃ!!』
「「はいはい」」(やっぱしかわいいな…)
僕、出身は博多なんですよ…意外でしょ?
でも、方言ってたまに出るからかわいいんですよね…知ってます
さてと、そろそろ僕も準備しないとダメですね…
「A兄、髪の毛とメイクやって!!」
『ん?全然よかよ!!僕終わっからそいからでよか?』
「よかよー!!」
『ちょこっとだけ待っとってね!!』
うん、博多弁で子供が話しかけてくるとかわいいな…
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作者名:赤竜 | 作成日時:2016年7月23日 6時