【nqrse】100%愛して【男主】 (ページ6)

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5% でーとページ6

「ましろ、何食べる？」

「んーとね、いちごもいいし、チョコもおいしそうだねぇ…」

「じゃあどっちも買って半分こしよっか」

「うん٩(*´∀`*)۶」

怒涛の仕事デーを乗り越えて、ついになるくんとのデートの日
なるくんとお買い物に来ました
何味のクレープにするか悩んでいたら、なるくんが聡明なアイディアをくれましたー

「はい、ましろ!!これがチョコのやつ」

「わーい、ありがとうなるくん!!お写真撮ってもいい？」

「いいよー、はい」

「よしおっけぇ、におわせ完了ー( ˶ˆ꒳ˆ˵ )」

「ましろ、チョコのやつ美味しい？」

「うん、おいひー!!なるくんのいちごのは？」

「ちょっと酸っぱいけど美味しいよ、どうぞ」

「ありがとー、なるくんもどうぞ!!」

こんな高校生みたいなデートだけど、僕はなるくんとのこういう日常みたいなのが大好きなのです

そのあとなるくんとアクセサリーをみたりお洋服をみたり、普段とほんとに何も変わらないけれど、今のなるくんは僕だけのものっていう特別感がとってもうれしい

なるくんはとても律儀でデートの時は絶対に携帯を見ない
写真を撮ったりする時だけで、基本的に携帯電話をカバンかポッケにしまったまま、LINEとかの返事を一切しない

そういう気遣いがとても嬉しいけれど、ときどき無理してないか心配になったりする

「なるくん、携帯鳴ってるよ？」

「んー、ちょっとまってね、……はいおっけぇ」

「出なくてよかったの？」

「うん、デート中だから」

ほんとに優しい、僕にはもったいないくらいの人だ
なるくんは僕といて楽しいのかなぁ…
ワガママだし、女の子みたいな可愛げがないし、なるくんの荷物になってないかすごく不安になる

「ましろ、どうしたの？」

「ん？なんでもないよ!!次どこ行こっか!!なるくんの行きたいところ行こー」

「んー、家帰ろっか」

「え、うんわかった…」

「スーパーよっていい？今日は俺がご飯作る」

やっぱり、なるくん楽しくなかったかな…
飽きられちゃったのかも…どこが悪かったかなぁ…
いつもご飯美味しくなかったから今日はなるくんが作るって言ったのかも…
あぁだめだ、こんなネガティブじゃダメなのに、どうしても悪い方に考えちゃう

モヤモヤと考えてるうちにお家についてて、なるくんの作った料理が目の前に並んでた

「ましろ、聞いて」

いやだ、別れ話なんてしないで…