第66話 ページ19
相楽 視点
『ねぇ、ほんとにあれで良かったの？』
「ああでもしないと、せっちゃんまた倒れちゃうよ？」
『でも流石に万里に言い過ぎだったと思う…今からでも間に合うかも、謝ってくる』
「千里いい加減にしなよ!!千里の本業は何？劇団よりも、Ｓ5の方が大事じゃないの？」
『本業が大事なら、僕は今すぐＳ5辞めるよ。僕の本業は学生で、曲作りが一番大事。』
せっちゃんが万里くんに言った内容は多分本心じゃない
そもそもせっちゃんだったら万里くんと話せただけで多分喜ぶと思う
でもいい加減仕事量とかセーブしないとまた倒れてしまう
この前、せっちゃんのスケジュール確認をしたら11月まで休みがなかった
しかもそれは仕事だけで埋まっててそれプラス学校の課題に劇団まで入るとなると正直体が持たない
だからＳ5で話し合ってせっちゃんに劇団の仕事を減らすようにお願いした
でも性格上せっちゃんは手を抜かないから認めてくれなくて、もりりん先生にもお願いしてなんとか説得した
『劇団行く時、性格変えなきゃ…』
「演劇練習だと思って!!」
『ストレス…』
「マジごめんって!!」
菅野「今更だけど、万里さんのことほんとに良かったの？せっかく仲直りするチャンスだったのに」
『仲直りはしなくていいよ。どうせ万里とは長くいられないしね』
相田「でもさ…」
『いいの!!てか、アイス食べない？冷たいの食べたーい!!』
篠宮「さっき千里ラーメン食べなかったもんね」
「うそっ!!食べてなかったの!?」
『なんか、気分じゃなかったんだよね…』
菅野「千里がラーメン食べたいって言ったのにな…」
『アイスの気分です。僕は今すぐアイスが食べたい!!』
相田「千里の気が変わる前に行くか？」
良かれと思ってすることはたいてい裏目に出てしまう
今回のことも、多分長期的に見れば良くなかったのかもしれない
でもせっちゃんに無理させたくないし辛い思いもして欲しくない
「せっちゃん」
『なーに、さっくん？』
「俺せっちゃんのこと大好きだから」
『…僕もさっくんのこと大好きだよ？』
「( ^o^)＜ﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ!!」
菅野「だから千里、相楽を悶え殺すのほんとにやめて」
『？』
篠宮「今回は相楽が自爆した」
『さっくん、アイス食べようよ…僕帰ったら仕事残ってるんだから早くして』
「冷たいせっちゃんも愛してるよ」
『すっくん、さっくんが』
菅野「もう俺は知らないからな」
少しでもせっちゃんが笑えますように…
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千里(プロフ) - ポッキープリッツさん» コメントありがとうございます!!これからも千里くん共々宜しくお願いします!! (2017年9月13日 23時) (
レス) id: e92ebc0925 (このIDを非表示/違反報告)
ポッキープリッツ(プロフ) - 千里きゅんの性格がドストライクです。いつも更新楽しみにしてます！ (2017年9月13日 21時) (レス) id: 403da92a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なるみ | 作成日時：2017年9月10日 23時
