[ 限 / 界ﾒﾝﾊﾞｰ ] 疫病神と限界さん (ページ24)

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それから、たらこさんの家で遊んだ。

　特筆することも無いけど、普通にゲームで遊んだりした。
　彼の家の両親は度々近場に出かけるらしく、出張という建前で旅行をしてるってさ。
　基本、両親と暮らせてるって良いよね …… 。

　『あ、もう18時 .. 』

　た「帰るの ? りょ - かい、」

　柔らかい笑顔で緩く敬礼をする彼。

　『 ... それじゃあ、お邪魔しました。』

　た「あ、あ、ハイタッチしよ ! 」

　手をぱちーんっするやつか。

　た「 3 、 2 、い - ち」

　彼がカウントダウンを始めていたので、利き手を出して ...

　た「ハイｯターッチ ! 」

　遅れて私もそう言ってハイタッチを交わす。
　こういうのした事ないから違和感だな～不思議。

　彼女 ... じゃなくて彼にまた月曜日 ! と言われてぎこちない笑顔を返す。

　あ～～楽しかったな。

　幸い今日は疫病神も出ず、楽しく終われた。

　＊＊＊

　たらこside

　Aとまだ遊びたかったな～ ... でも、ハイタッチ出来て良かった。
　まだちょっぴり彼女の温もりが手に残ってる。

　いつもの部屋着に着替えて、片付けをしてスマホを見たら着信がエグく入ってた。

　何これ .. !?

　そして今も、着信が。

　た「も .. もしもしぃ ... 」

　ぐ「たらこ ? 15時から原人ん家で配信って一昨日の夕方言わんかった ? 」

　た「ｱｯ ... 」

　背筋が凍る。
　そういえばDiscordで言ってて .... あ ... 。

　た「友達と遊んでた .. 」

　あ「誰 ? もしかして ... 」

　た「ちが、違う違う !! Aじゃない !! 」

　ぐ「それもうAじゃん」

　げ「あ !! 抜け駆けだろ !! 」

　
　違う違うって言っても完全にバレてるしな ....

　やっぱコイツら敵だ！！