[ 限 / 界ﾒﾝﾊﾞｰ ] 疫病神と限界さん (ページ18)

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ﾘｸｴｽﾄ：抜け駆け遊園地 / lナ”んぴょん / 暁さんよりページ18

オススメされるがままに定番を巡り、コーヒーカップになんかも乗った。(私がコーヒーカップ初めて乗ったから、言われた通り回したら大変なことになりました。 )

　『遊び疲れましたし、帰りますか … ? 』

　げ「最後にあれ乗らない ? 」

　あれ ? と思って彼の指が指す方向に体を向けると、観覧車が見えた。
　…… てっぺんの景色とか、どうなんだろう。

　＊＊

　順番は一瞬にしてやって来た。

　早速乗り込むと、上に上がっていくにつれ外の景色も変わってく。

　『これも演出ですかね … 』

　げ「演出じゃなくて雪でしょ ? イルミネーションもあって綺麗じゃん .. !! 」

　シャッター音を鳴らしてる彼を横目に、ボソッと独り言を溢す。

　『遊園地の人からすれば雪ってお客さん来ないし、やっぱり私疫病神だなぁ ... 』

　げ「何言ってんの ? こう言うのもロマンチックだし、良いんじゃん。Aは疫病神なんかじゃないし。」

　日頃疫病神だなんだと言われてるせいか、その言葉が暖かく感じた。

　俯いて、こくりと頷く。

　＊＊＊

　げんぴょんside

　帰る途中、一本の電話が。

　げ「もしもしー。」

　ぐ「原人 !?!? おい !!!! 裏切り者 !!! 」

　あ「げんぴょん酷くない ? 」

　た「ばーかばーか !! 」

　電話から煩い声。

　え、何でバレた .. !?

　げ「何で知ってんの !? Aと遊園地来てること ! 」

　あ「げんぴょんのお母さんが女の子と遊園地行ってるって言ってたからだよ」

　ぐ「許さんからな !? 」

　『どうしたんですか～』

　隣からAが来る。

　た「原人さんマジで行ってたの !?!? 」

　げ「あ～～煩い煩い ! 」

　
　結局こんなオチに終わってしまう。

　ま、Aが可愛かったから良いか。

　＿＿＿＿＿＿＿

　長くなりました .... 。

　暁さんリクエスト有難う御座いました !! 思ってたのと違ったらすいません ... 。