検索窓
今日:3 hit、昨日:15 hit、合計:30,308 hit

前みたいに ページ41

Aside


 パーティーも盛り上がり、終わった。
 名残惜しそうに城を後にして国の復旧を手伝う民らに、感謝。


 明日からはまた私達も復旧活動に参加して、いつもの国の姿を。


 


 話は飛ぶけど、今は夜。


 ふと、私は思い付いた。


 涼しい風が開いた窓の隙間から入ってくる。


 窓をしっかり閉めて、自部屋の扉を開ける。


 『 うきゃっ 』


 部屋の前に運営達が居て、尻餅をつく。


 そんな私に気が付いて、はっと振り向く運営達。


 レ「 あ、出てくるの待ってた-...大丈夫?」

 
 『 大丈夫大丈夫ー.. 』


 立ち上がる。


 『 .. ところで、なんで私が出てくるの待ってたの ? 』


 ら「 えー、...言いにくいわ、代わりに緑君言って。」

 
 み「 えっ、何で俺なの、嫌だって 」
 

 『 えーっと、私から言っていい ? 』


 こく、と運営が頷いたのを確認する。


 『 あー、..んと、今日だけでいいから、私が初めて此処に来た日の様に一緒に寝ない ? 』


 ほんとはこんなこと恥ずかしい。


 でも、怖いんだ。


 また何処かに連れ去られて、冷たい場所に一人踞ってるのは。


 『 ... っあ〜〜..何でもない、ごめん !!! 』


 沈黙に耐えられなくなって部屋にぱっと帰る。


 コ「 Aー..出てきて、」


 ら「 誰も” No ”なんて言って無いけど。 」


 あっ、と我に帰る。

おやすみ→←おかえりのパーティー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
183人がお気に入り
設定タグ:unei   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:樽狸 | 作成日時:2019年3月21日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。