条件無視? ページ36
Aside
「 なぁ、国を渡せるんだな ? こんな粗末な女の為に。 」
人の価値も分からない奴に粗末なんて言われたくなかった。
き「 国なんか渡さへんけど。 」
普通に言うきょーさん。
.... え ?
「 条件無視か、? 」
ら「 そんな条件まともに受ける訳ないじゃん 」
..... そんな考えありなんてね。
『 ぎゃっ 』
煽りを入れてきた運営+民の皆に苛ついて、男は顔を真っ赤に染まらせ私を引き摺る。
行き着いた場所は地下の牢獄。
鍵有るんだけどなぁ、と内心どやりながら冷たい牢獄の中ひたすら待つ。
________
らっだぁside
ら「 やば、煽り入れすぎた 」
癖だ。
相手を気絶させる為の武器を持って、男の後を尾行する。
だけど、城内はわりと入り組んでて複雑だ。
すぐに見失ってしまった。
み「 あれ ? 」
レ「 何処だろ .. 」
リ「 ちょっと探ってきます 」
イ「 あ、自分も行きます 」
リターンさん、ベイちゃんがこそこそと忍び足で近くの階段を降りていく。
地下に居るって可能性も捨てきれないしなぁ。
_________
ちょっとしたら、リターンさんとベイちゃんが戻ってきた。
無傷の上、多分気付かれてない。
リ「 えーっと、地下っぽいですね、奥までは行ってないけど。 」
イ「 地下のちょっと奥とかから声とか聞こえて来たんで。」
コ「 それじゃあ、地下に行こう。 」
地下へと降りるための螺旋階段を音が鳴らないよう降りていく。
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作者名:樽狸 | 作成日時:2019年3月21日 11時