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偵察 1 ページ19

金豚きょーside


 ベノム国の警備体制は万全で、体格の良い男二人を門の前に置いていた。


 さすがに、俺ら二人でそれを相手するのも危険だから楽々と空から飛んで入る。

 
 正面から行くアホが何処に居んねん。


 コ「 入り組んでるね 〜 .. 」


 き「 そやな .. 地下とかに居るかな、 」

 
 拐われたら地下とか良く(?)あるやん。よく知らんけど。


 コ「 ... ほっつき歩いてたらバレるし、ここはいっちょオレンジ君に任せてみない ? 」


 不安やけど、任せてみる。


 コ「 んじゃ、オレンジ君宜しく。 」


 そう言って、コンちゃんと俺は物陰に隠れてオレンジ君が帰ってくるのを待った。

 
 ________


 コンタミside


 オレンジ君は小さな身体を器用に使い、隙間から秘密ルートを発見する偵察,潜入のプロだ。
 きっちりと任務を果たしてから、俺の元に戻ってくる。


 オレンジ君もAの事を知っているから、姿も分かるはず。
 きっと、見つけてくれる。
 そう信じながら待つこと数十分。

 
 何処かから銃声が聞こえた。
 多分、城内。そして、ここら辺。


 き「 何かあったんちゃう .. ? 」

 
 コ「 銃声の鳴った方へ向かお .. 」


 俺らが行こうとすると、とても慌てた様子のオレンジ君が。


 ... 何があったんだろう。

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作者名:樽狸 | 作成日時:2019年3月21日 11時

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