作戦会議 ページ14
らっだぁside
ビテオテープを見て、俺らは驚愕した。
と、共に。
あのビテオテープの内容は嘘であることを理解した。
走り書きのメモと内容が違うこと、何か台本みたいなのを持ってたこと、Aの表情が不安に満ちていた事から何となく察した。
コ「 この国の戦争の問題、Aを助ける問題、どっちを解決する ? 」
ら 「 でも、条件やばない ? この国の全てを受け渡すって .... 」
確かに、Aは大事だけど今まで作り上げてきた物全てを受け渡すなんて。
多くの民は居場所を失い、俺らも失う。
き「条件無視したら良いやん、 」
コ「 そうそう。従わなきゃいけない訳ないし、ね ? 」
きょーさんとコンちゃんはそんな考えの様で。
... これ意見割れて仲間割れするんじゃないか。
一瞬そう思ったけど、目の前の事態に集中しよう。
み「 ... まずは、戦争を解決してからじゃない ... ? 」
ら「 あー、この国の問題を解決してからじゃないと行動がしにくいしなぁ。 」
近「 向こうの国は強いから、国の問題を解決した方が良いですよね。 」
俺は、緑君の意見に近かった。近海さんもだ。
... れうさんは、さっきから黙りこくって俯いてる。
意見を言う素振りも見せない。
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作者名:樽狸 | 作成日時:2019年3月21日 11時