[ ^ら^運営 ] 運営の恩返しと恋

三個目の恩返しはスキンコンテスト , 3 ページ26

着替え終わり、更衣室を出る。


　『 わー.. 皆似合ってるね .. 』


　ら「 えっA可愛 .. 」


　き「 めっちゃA可愛いやん .. 」


　コ「 おー !! 良いねっ」


　レ「 結構可愛い .. 」


　み「 ... 似合ってる 」

　
　運営全員からのべた褒めに顔が熱くなる。


　『 そんなお世辞要らないから .. 』


　司会「 あのー .. 三番目の方、出てください 」


　いつの間にか出番が来ていたようで。
　私達はステージ上に急ぐ。


　コ「 え、俺ら全然練習してないじゃん 」


　レ「 グダりそう .. 」


　『 と、取り敢えず行こう 』


　思ってたより観客は多く、不安にもなってくる。

　
　ら「 コンちゃん 、」

　
　コ「 あ、ok .. 此処は、大海原に浮かぶ船の上。
　 二人の海賊が戦いを繰り広げていました 」


　コンちゃんが声色を変えて話し出す。
　もう既にシナリオがあるんだろうか .. 。


　ら「 .. ばどきょー !! えー .. 今回こそは決着をつけるぞ 」


　き「 らっだぁ !! 何でもありの勝負や ! 」


　コ「 ... この二人が何を理由に争っているのか .. それは。 」


　らっだぁ君ときょーさんが軽いアクションをする。
　

　レ「 ば、ばどきょー! 我らがらっだぁ船長の言うことを聞け .. 」


　み「 .. やれー 」


　き「 台詞とちゃうで .. どりみー .. 」


　ちょっと上手い幼稚園のお遊戯会を見てる感じだ。


　にしても、着替えて居るときにセリフを考えていたのかな。

　
　コ「 この二人が争っている理由は.. そう、” ここにいるAをどちらが取るか ”
　 でした !! 」


　え ?!



　ちょっと待ってどんなシナリオなんだ .. 。

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