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8: 心配 ページ8

嵐「Aちゃーん!おはよう!」


「おはよ〜♪」


衣「ほら凛月、着いたぞ。A、カバンありがとな。」


「はーい。お兄ちゃん、起きて〜座って〜」


凛「ん……A〜…♪」



机に突っ伏す凛月の手が、私の頬を撫でた。

笑みが零れて、その手を優しく取って自分の頬に添える。



嵐「あなた達、知らない人が見たら完全に恋人だわぁ♪」


衣「確かにな…w」


弓「仲睦まじい事で御座いますね。」


凛「え〜…Aはそーゆーのじゃないし…」


「そうだぞ〜」



机に顎を乗っけて凛月と微笑み合うと、呆れたように笑われる。

小さい頃からずぅっと一緒にいたから、凛月に限ってそんな事はおそらく無いだろう。

そういう事を気にしないくらい距離は近いが、恋人にはならない気がする。



嵐「あら、先生が来るわ。座りましょ」


「あっ、うん。」



最後に凛月の手をぎゅっと握って、自分の席に着いた。








ーーー









放課後。

皆んなに挨拶を返しながら、プロデュースの予定を確認する。

文字の羅列をなぞると、どうやら今日のプロデュースはUNDEADらしい。

兄さんのところだ、と思うと気分が上がる。

さっとカバンにしまって、兄さんが居るであろう軽音の部室へ向かった。









「失礼しまーす」


乙「Aか。すまないが手伝ってくれないだろうか?」


「へっ?」



部室のドアを開くなり助けを求められたら誰だって意味が分からないだろう。

困ったようにこちらを見るアドニスくんの側に寄ると、どうやら兄さんを起こそうとしているらしい。

試しにコンコン、と棺桶を叩いてみても反応がない。



「兄さん兄さん、起きて!零兄さん!」


乙「朔間先輩、今日はレッスンだ。」



コツコツと叩きながら名前を呼ぶ。

それでも返事が無いものだから、不思議に思って棺桶の蓋を開けることにした。



「アドニスくん、棺桶の蓋開けて貰える?」


乙「分かった。」




.

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瑠璃烏(プロフ) - 十六夜 桜さん» ありがとうございます!もう何と言いますか…インスピレーションが湧かなくて( ; ; )何とか書いておりますので、もう少しだけお待ち下さい! (2020年1月6日 12時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - とても素敵な作品ですね!続きを楽しみに待ってます!零推しには嬉しいですね。(零の小説があまりないので) (2020年1月6日 1時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - みーこさん» 長い間の更新停止、すみませんでした!お言葉、恐縮です。頑張らせていただきます!o(`ω´ ) (2019年11月16日 14時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
みーこ - すごい好きです!更新待ってます! (2019年11月13日 8時) (レス) id: ad66a60e86 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - 紅さん» 閲覧頂きありがとうございます!ご指摘、その通りでございます(>_<)勉強の合間に書いたもので…!痛み入ります、すみません! (2019年9月16日 19時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃烏 | 作成日時:2019年9月4日 9時

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