及川の元カノは復讐したい 〈ハイキュー〉

じゅ ページ12

〈次は〜○○〜○○〜…〉


やっと新幹線の駅に着いて

急ぎながら乗った。駆け込み乗車じゃないよ


『…はぁ、、、』

昨日及川と話してやっぱり少し辛かった。


好きになれた。

バレーをしてきらきらしてる君も


他の女の子じゃなく私を見てくれてた君も


『好きだった…のになぁ、』

自分が阿呆らしくなって

駅弁をやけ食いする



『うま…』


予想以上に美味しくて

嫌な事、忘れさせてくれる…


訳でも無く、ひたすら食べた。



研〈新幹線のれた？


〈心配性すぎ！のれたよ〜


相変わらず心配性な
幼馴染を安心させるために

美味しい食べかけの
駅弁の写真を送りつけると


『ﾌﾞﾌｯｯ』


クロの変顔写真が送られてきた。


〈ねぇ！私今新幹線！！
　 思わず吹いちゃったんですけど？！


と返信すると

ごめんなサイドステップと書かれた

変なスタンプが返って来た。


絶対謝る気ないじゃん

ジト目の猫スタンプを送って

会話を強制終了させて

イヤホンで音楽を聴きながらゆったりしていると


〈次は××〜……〉


『やっと着いたぁ』


〈クロさん着きました


欠かさずもう1人の幼馴染に連絡する


クロ〈了解
　 ○×ってとこ行ってろ


全く可愛げがない返事だ。

つまらん。


〈りょかです


研磨じゃないから冷たくていいや〜


丁度待ち合わせ場所についてまっていると


ナンパ男「ちょっとめちゃくちゃ可愛いじゃーん♡」


『……』


ナ「無視は酷いよぉー」


『ごめんなさい、待ち合わせしてるの』


ナ「どうでもいいからさ、もっと楽しいコトしよーよ」


『…貴方つまんなさそうだから。』


ナ「…は？？」



ク「ちょっとぉ〜！ウチの子になんか用ですかぁ〜？？」


…全然きゅんとしないわ。



研「こっち。」

『…！！！』


ふふふ…研磨とは10センチ差ぐらいだから

頭が丁度肩に乗って良い。



研「…(撫」


『ふふ…懐かしいね、』

研「うん…」


眠そーかわいいなあ

黒「と、言う事なので。さよならぁー」


ナ「(ちょっと尊い……)」

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