アイドルと7日間【JM】

アイドルと2日目 ページ8

ジミンさんがお家に来て2日目。
ゆったりとテレビを見ながらたまに会話を交わす時間を過ごした。


17時には職場に就くように軽くメイクをしていたら鏡越しにこちらを見るジミンさんと目が合った。
あっ、て感じの顔をして気まずそうに下を向いた。



jm「あの、仕事…なにやってるの？」



「心理カウンセラーをやってます」



jm「心理、カウンセラー……」



「ふふ、意外でした？」



jm「いや、納得した。Aちゃんといたらすごく落ち着くから。」




思わず胸がぎゅっとした。
そんな、突然言わないでよ。




「1件だけ予約のお客さんとの面談を終えたら帰ってくるので。」



jm「うん」



「……大丈夫、ですか？」





…いや、これは自惚れだ。
私なんかいなくてもジミンさんは平気に決まってる。




「ごめんなさい、大丈夫で…」



jm「大丈夫じゃないかも…」




スっと私の手を握るジミンさん。




jm「1人になると、色々考えちゃう。



だから、Aちゃん…早く帰ってきてね」




家で、誰かが待っているなんて久しぶりの事だった。
家もでてないのに早く帰りたいって思ってしまう。




「わかりました。ダッシュで帰ります笑」



jm「うん笑」

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