死神と呼ばれています (ページ6)

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３限目が終わった頃に私のスマホがなった
画面を見ると城戸司令と表示されていた

　「二宮君、望ちゃん…ごめん、呼ばれちゃったから行くね」

望「最近多いわね、Aちゃん頑張ってね！」

匡「油断はするなよ…」

望「というか…城戸司令に護衛って必要なのかしら？」

　「それは命令だから、なんとも…あははは」

２人は、私が城戸司令の護衛や防衛任務程度しか知らないのだ

私の基本的な活動は規定違反者の捕獲と罰則が多い
もちろん、防衛任務や護衛も行くけど
どちらかと言ったら前者だ

２人と別れて城戸司令に折り返しをした

　『お疲れ様です…電話出られなくて申し訳ありません』

城『いや、授業中にすまない……規則を破った奴が
　また出た…今からこちらに来てくれ』

　『承知致しました』

私はメインのトリガーを起動させ、本部に向かって走った

本部に向かう途中、イレギュラー門が私の近くで発動した

　〚！……イレギュラー門！？〛

イレギュラー門からはバムスターが６体とモールモットが５体出てきた
私は、本部に無線を繋ぎ

　「本部…こちら死神、イレギュラー門から
　トリオン兵を確認！駆除を開始します……変化弾」

私は黒い変化弾をモールモッドに５体に撃ち込んだ
運良く５体に当たり、弧月で急所を突いていった

残りは６体のバムスターだが、６体ともバラバラに散っていた

　「めんどくさいな〜……変化弾」

私は弧月と変化弾を使い３体のバムスターを撃退し残り３体

人々は、あちこちで逃げ惑いながらシェルターに向かっていった
一人の子供が段差につまずき、うずくまっていると
１体のバムスターが、その子供に襲いかかった

子「うわぁ！！」

　「旋空弧月！」

弧月でバムスターを切り捨てると子供を母親の元へ連れて行った
母親は子供を抱きしめると

母「ゆうくん、大丈夫？」

子「うん…あの黒い人が助けてくれた」

母「本当に、ありがとうございます」

母親は私に頭をさげた

　「いえ、たいしたことでは…それより早くシェルターへ」

母「はい！…いくよ」

母親と子供はシェルターへ走っていった
私は住宅の屋根に上がり、さらに飛び跳ねると

　「変化弾」

黒い変化弾で２体のバムスターの動きを止め
その隙に、弧月でとどめを刺していきトリオン兵を始末した