死神と呼ばれています (ページ45)

今日:17 hit、昨日:37 hit、合計:10,417 hit

・ページ45

遊「あて…」

あたしは空閑君と桐絵ちゃんを見ながら

　「なんか、にぎやかになったわね」

栞「本当ですよね〜」

修「何か手伝いますか？」

栞ちゃんは両手を振りながら

栞「大丈夫だよ！もー出来てるから座って食べて〜」

各々の好きな席に座り、夕飯を食べて始めた

　「今日の訓練初日は終わり？」

私が聞くとレイジさんが

レ「そうだな…明日もやるなら、今日はこのくらいで良いだろ」

桐「遊真良かったわね！命拾いしたじゃない」

遊「でも、勝てる日はそう遠くないね」

千「遊真君、もー勝てる可能性があるの？」

雨取さんがそう聞くと桐絵ちゃんは、ムキになりながら

桐「千佳！そうやすやすとあたしは負けないわよ！」

千「ご、ごめんなさい！」

　「後輩をビビらせてどうするのさ、桐絵ちゃん」

すると栞ちゃんが雨取さんの頭を撫でに来た

栞「千佳ちゃん、ごめんね〜小南は悪気はないんだけどさ〜」

千「い、いえ…大丈夫ですよ」

桐「なによ！みんなして〜」

桐絵ちゃんは少し不貞腐れていると

京「そういや修が小南先輩のこと、めっちゃ美人ですねって言ってましたよ」

すると桐絵は、急に立ち上がり三雲君の方へ近寄った

桐「ちょ、急になによ！お世辞だろうけど、本気でそう思っててもらっても良いわよー！」

バシバシと三雲君の肩を叩きまくる桐絵ちゃんに烏丸君が

京「小南先輩…嘘です」

桐「へ？」

京「さっきの全部嘘です」

すると騙されたことに気がついた桐絵ちゃん

桐「あんた騙したわねー！！！」

なぜか、三雲君をポカポカと殴っていた
栞ちゃんは、私の方を向くと

栞「Aさん、昨日と同じ部屋で良いですか？」

　「構わないわ…ちょっと屋上で外の空気を吸ってくるわね」

私は屋上に上がり、煙草に火をつけると星を眺めていた