死神と呼ばれています (ページ44)

今日:14 hit、昨日:37 hit、合計:10,377 hit

14 ページ44

リビングに入ると
いい匂いがただよっていた

　「いい匂いね」

栞「今日は、ご飯と味噌汁と肉じゃがです！」

　「栞ちゃんは美人なのに、料理出来るから将来は良いお嫁さんになるわね」

栞「えへへ、ありがとうございます
　Aさんって料理しないんですか？」

　「するわよ〜でも、玉狛みたいに誰かに食べさせる機会とかはないからね〜」

すると、栞ちゃんはニヤリと笑いながら
メガネをキランと光らせると

栞「Aさんって、しばらく玉狛にいますよね？」

　「えぇ…悠君と林藤支部長次第だけどね」

すると栞ちゃんは固まった

栞「ゆ…ゆう…くん？」

　「？…え、あ！迅君のことね！なんか名前で呼んでほしいとか言われたから」

栞「迅さんが…珍しいですね」

　「私も同じこと思った」

すると陽太郎君が

陽「なんで、名前で呼ぶようになったんだ？」

　「私が、太刀川君のことを慶君って呼んでたから
　ついでに呼んでって言ってたよ？」

すると栞ちゃんは驚いた顔をして

栞「え！？太刀川さんのこと慶君って呼んでるんですか？」

　「同じ師匠に習っていたからかもね？忍田さん
　慶、慶って呼んでいたから」

栞「へー…そうなんですね」

すると陽太郎君がお腹がなった

陽「栞ちゃん…お腹すいた」

栞「ああ！？ごめんね！すぐに準備するから修君達を呼んできてもらえる？陽太郎」

陽「解った！行くぞ、雷神丸」

陽太郎君は雷神丸の後ろに乗ると
訓練所に向かっていった

　「じゃー、ご飯よそうね」

栞「はい！お願いします」

ご飯を茶碗によそい持つと、栞ちゃんがよそった味噌汁を持ち机に並べていった
今日の人数分を並べるとタイミング良く
リビングの扉が開くと訓練チームが入ってきた

遊「ふむ…今日もいい匂い……お、Aさんお疲れ様です」

修/千「お疲れ様です」

　「お疲れ様！訓練は順調？」

すると遊真君は、ドヤ顔をしながら

遊「小南先輩に勝てる日は近いね」

すると桐絵ちゃんが、遊真にチョップを食らわせていた

桐「図に乗ってんじゃないわよ！」