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朝
あたしは黒髪のかつらを被ってリビングにでると
皆に驚かれた
栞「え！？Aさん、どうしたんですか？」
「ちょっとね…イメチェンよ！あまり気にしないで」
迅君は理由を知っているのか、ニヤニヤしていた
栞ちゃんは、ボーダーについて3人へ教示していた
栞「さて、諸君！諸君はこれからA級を目指す！
そのためには…もうB級になってる修君を除く
千佳ちゃんと遊真君の二人にB級に上がって
もらわなければならない！それはなぜか！」
栞「まずはB級……正隊員にならないと防衛任務にも
A級に上がるためのランク戦にも参加
出来ないのだ！」
空閑君は首を傾けながら
遊「ランク戦……？」
栞「そう、ランク戦！上の級に上がるためには
防衛任務の手柄だけじゃなくボーダー同士の
模擬戦でも勝ってかなきゃダメなの！
それが通称ランク戦！同じ級の中で競い合って
強い人間だけが上に行くってわけ」
遊「つまり…俺がB級になるにはC級の
奴らを蹴散らしてくれば良いわけだな！
それいつからやるの？今から？」
栞ちゃんは両手で、空閑君を制しながら
栞「まぁまぁ、落ち着きたまえよ
ボーダー本部の正式入隊日ってのが年３回あって
それは、新入隊員が一斉にC級デビューする日
なんだけど、その日までは遊真君は
まだランク戦に参加出来ないんだよね」
遊「え〜」
空閑君は少し拗ねていると
迅君があくびをしながら背伸びをすると
悠「慌てんなよ、遊真！お前は、うちのトリガーに
慣れる時間がいるだろ
ランク戦には黒トリガーは使えないぞ」
遊「ふむ…？なんで？本部の人に狙われるから？」
悠「それもあるけど〜」
「黒トリガーは強すぎるから自動的に
S級隊員扱いになっちゃうのよ
そうなると、部隊を組むことが出来ないから
ランク戦にも参加できないのよ」
悠「メガネ君と千佳ちゃんと組めなくて寂しくなるぞ」
遊「ふむ、そうなのか…じゃあ使わんとこ」
空閑君は後ろに手を組みながら、納得してくれた
栞「よし、じゃ〜千佳ちゃんは、どうしよっか？
オペレーターか、戦闘員か……」
雨取さんは、ポケーっとしていると
空閑君が
遊「そりゃ、もちろん戦闘員でしょ
あんだけトリオン凄いんだから…」
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作者名：たぬき | 作成日時：2023年4月5日 0時
