死神と呼ばれています (ページ18)

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迅君と私は三輪君に近づくと

悠「な？秀次、だからやめとけって言ったろ？」

　〚わざわざ忠告していたんだ〛

三輪君は顔をこちらに向けると

秀「わざわざ俺達を馬鹿にしに来たのか」

悠「違うよ…お前らが、やられるのも無理はない…何しろ遊真のトリガーは…」

迅君は男の子の頭に手を乗せると

悠「黒トリガーだからな」

迅君の発言に三輪隊は驚いていた

秀「…！？」

透/章「っ！？」

陽「マジで！？」

悠「むしろ、お前らは善戦したほうだな…
　遊真に、お前らを殺す気がなかったとはいえ……
　さすがＡ級三輪隊だ」

すると三輪君は私の方を見ると

秀「なぜ、迅と一緒にいるんですか！？あなたは本部の人間でしょ！」

　「今日は迅君の手伝いで来たからね〜
　それに、あなた達の任務を妨害するつもりも
　ないし」

秀「そういうことを言っているわけじゃ、ありません…」

　「私は、無闇に攻撃してこない奴に攻撃は
　しないわ…それが近界民でもね
　それにこの所、普通の近界民相手でも
　ごたごたしてるのに、黒トリガーまで
　敵に回したら大変なことになるわよ三輪隊長」

悠「こいつを追い回しても何の得もない、お前らは帰って城戸さんにそう伝えろ」

すると奈良坂君は遊真君を指さしながら

透「……その黒トリガーが街を襲う近界民の仲間じゃないっていう保証は？」

悠「俺が保証するよ、首でも全財産でも賭けてやる」

　〚本当に襲う気はないんだ…〛

すると三輪君は拳をさらに握りしめながら

秀「……なんの得もない……損か得など関係ない……！近界民はすべて敵だ……！！緊急脱出！！」

三輪君は緊急脱出をした

　「迅君、私も先に本部に行ってるわ」

迅君は敬礼しながら

　「了解です！Aさん
　俺もすぐに向かいますので！」

　「じゃ、後でね…緊急脱出」

私も緊急脱出で本部に向かった
本部のマットレスの上に落ちた