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次の日の朝
いつもより少し早く起きると
迅君からメールが来ていた
Aさん
おはようございます！
今日は午後から忙しくなるので
気合い入れて下さいね！
とりあえず、ここからなら俺達の動きが
見えると思うので、そこで見といて下さい！
私は迅君が印した地図を確認しながら、リビングに行くとお母さんが朝ごはんの準備をしていた
母「あら、A！おはよー
今日は早いのね？」
「おはよー！これから任務だからトーストだけ貰うね〜」
母「解ったわ、お昼はちゃんと栄養ある物を食べなさいよ」
「はーい」
私はトーストを焼いた
焼き終わるのを待っている間、テレビをつけて待っていた
ニュースはイレギュラー門の内容でお祭り騒ぎだった
母「そのニュース…警戒区域外でも出るんでしょ？大丈夫なの？」
「うーん…まぁ、今日中になんとかなるとなると思うよ」
母「本当？」
「うん、頼りになる後輩が頑張ってくれてるから大丈夫だよ！」
母「そう…Aも気をつけなさいよ」
「うん、解ってる…あ、トースト焼けたから行ってくるね！」
私はトーストを食わえながら玄関を出た
家族は、私がボーダーをしていることを反対だった
それは今も変わらない
娘が自ら危険な場所へ行くのを心配しない親は…いないだろう
でも…あの時、城戸司令が差し伸べた手と眼差しは…
私の心を突き動かしたのだ
誰になんと言われようと…この道を選んだことに
私は後悔していない
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作者名：たぬき | 作成日時：2023年4月5日 0時
