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慶「あっち」
太刀川さんは、指を指しながら案内してくれた
「この辺は住宅街だから、お買い物…大変ですね」
慶「あぁ…まぁ、そうだな…近界民が来てから近くにあったスーパーは移転しちまったからな」
「そうなんですね…」
私は自分の手を温めながら歩いていると
太刀川さんが私の手を握ってきた
「凄い…温かいですね」
慶「ポッケに突っ込んでたからな」
太刀川さんは、そのまま私の手を引いてスーパーに向かった
慶「思ってたより小さいな…手」
「そりゃ、女性ですから」
しばらく歩くとスーパーについた
慶「ここだ」
私はカゴを取ると太刀川さんが、カゴを奪った
「え…良いんですか？」
慶「遠慮すんな、俺が頼んだことだ」
コロッケの材料やうどんとお菓子をカゴに入れていく
「あの…なぜ、うどん？」
慶「ん？…俺、うどんも好きなんだ〜」
「そうなんですね…太刀川さんはお餅ってイメージしかなかったです」
いきなり高笑いする太刀川さんに私はびっくりした
慶「はっはっはっ、確かに餅が一番好きだが…
いつでも食えるからな……今日はAの
手料理が食いたかったからな」
ニヤニヤしながら言う太刀川さん
私は少し呆れながら
「味は普通ですよ」
慶「それは俺が決めること」
レジに並び順番を待っていた
何か話したほうが良いのかと思い太刀川さんの方を見ると太刀川さんは楽しそうに鼻歌を歌っていた
「なんか…楽しそうですね」
慶「ん？まぁ、デートってより同棲って感じだな」
「同棲はしてませんが…デートって難しいですね」
慶「Aは楽しくないか？」
「いつもと環境が違うので新鮮です」
慶「いつもは何してんのさ？」
私は上を見ながら
「いつもは…先輩に連れ回されるか…防衛任務か
玉狛の書類整理だったり、それを本部に
届けたり……後は玉狛の訓練室で自己鍛錬
したり…たまにランク戦行ったりですかね？
毎日こんな感じです」
慶「なんだかんだ忙しいんだな、Aは」
「慣れれば、そうでもないですよ」
慶「俺は強い奴と戦えれば、それで良いからな」
「でしょうね…コロッケは時間がかかるので、太刀川さんはレポートやっといて下さいね」
私が、そういうと太刀川さんは
ゲッて顔をしながら肩を下にガクッとさげた
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たぬき(プロフ) - 黒灰白有無％さん» コメントありがとうございます！焦れったさを味わえてもらえて嬉しい限りです笑 気長に待ってて下さい( ꈍᴗꈍ) (8月29日 6時) (
レス) id: 60bd5aa711 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - ここまで1から拝読させて頂きました！！両片思いですかね?焦ったいと言いますか成るまでの行程も楽しみですけどね早く くっついて欲しいです笑。迚も面白かったので気長に更新待っております！！ (8月27日 22時) (レス) @page36 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - まなさん» コメントありがとうございます！一晩で読み終えてしまったことが凄いです！じれったいですよね…私も書いてて思います笑 (2023年3月27日 15時) (レス) id: e73a2648b0 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 凄く面白くて、昨日一晩で1~4まで全部読んでしまいました！笑 迅さんと早くくっ付いて欲しい〜！！ (2023年3月27日 12時) (レス) @page1 id: 782ae98ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬき | 作成日時：2023年3月20日 7時
