秘書は引っ張りだこです (ページ50)

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・　（主人公空気）ページ50

会議室につき扉が開くと宇佐美さんも居た
会議室に入ると鬼怒田さんが怒鳴ってきた

鬼「遅い！何をもたもたやっとる！迅、A」

悠「いやーどもども」

陽「待たせたな、ぽんきち」

陽太郎君がついてきたことに
皆、驚いていた

鬼「なぜ、お前がおる！？」

栞「陽太郎！陽介は、どこに行ったの？」

陽太郎君は腕を組みながら

陽「彼はよくやってくれました」

三雲君は惑星国家の起動配置図に見とれていた
すると城戸司令が口を開いた

城「時間が惜しい、早く始めてもらおうか？」

忍「我々の調査で近々、ネイバーの大きな攻撃が
　あるという予想が出た
　先日は爆撃型ネイバー１体の攻撃で
　多数の犠牲者が出ている
　我々としては万全の備えで被害を最小限に
　食い止めたい
　平たく言えば君にネイバーとしての
　意見を聞きたいと言うことだ」

遊「ふむ…ネイバーとしての意見」

鬼「ネイバーに、いくつもの国があることは
　分かっとる
　いくつかの国には遠征もしとる
　だが、まだデータが足らん！
　知りたいのは、攻めてくるのが
　どこの国でどんな攻撃をしてくるのかと
　いうことだ！
　お前がネイバーの人間だろうが
　なんだろうがボーダーに入隊した以上は
　協力してもらう！」

遊「なるほど、そういうことなら俺の相棒に聞いた方が早いな宜しく」

遊真の首元からレプリカが現れた

レ「心得た、はじめまして私の名はレプリカ
　ユーマのお目付け役だ」

玉狛メンツ以外は、皆驚いた

鬼「なんだ、こいつは……！？」

レ「私はユーマの父、ユーゴに造られた多目的型トリオン兵だ」

秀「トリオン兵だと…！？」

城「空閑有吾……！」

レプリカは話を進めた

レ「私の中にはユーゴとユーマが旅した
　近界の国々の記録がある
　おそらく、そちらの望む情報も
　提供できるだろう」

レプリカの言葉に、忍田さんと鬼怒田さんは食いついた

忍「！」

鬼「おお……！」

レ「だが、その前に……
　ボーダーにはネイバーに対して無差別に
　敵意を持つ者も居ると聞く…
　私自身まだボーダー本部を信用していない
　ボーダーの最高責任者殿には
　私の持つ情報と引き換えに
　ユーマの身の安全を保証する約束して頂こう」

城「………よかろう、ボーダーの隊務規定に従う限りは、隊員空閑遊真の安全と権利を保証しよう」

城戸司令の言葉に皆納得した

レ「確かに…承ったそれではネイバーについて教えよう」