秘書は引っ張りだこです (ページ4)

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次の日

先輩から今日はメガネ君に会ってくると
夕方にトリオン兵が大量に出るから
俺も向かうけど宜しくねと言われた

高校は通信制に通い、少ない教科で済ませ
暇な時間は玉狛支部の訓練場で、自主練をしていた

夕方、先輩に頼まれたエリア付近に出向いた

　「すぐ近くは、エリア外か…」

しばらくすると警戒区域ではなく
市街地に門が現れ10体のバムスターが現れた

『緊急警報緊急警報門が市街地に発生致します。市民の皆さんは速やかに避難してください。繰り返します…』

住民達は悲鳴をあげたり騒ぎながら
避難シェルターに向かっていった

　「バムスター10体か…トリガーオン」

私はトリオン体になるとスコーピオンを使い
あっという間に10体を殲滅した
すると、先輩から無線が入った

悠『お疲れ〜も〜、終わったよね？』

　「はい…他にも何かありますか？」

悠「もう少し南に向かっていくと１匹のバムスターが誰かを追いかけているみたいだから頼んでいーい？」

　「分かりました」

私はグラスホッパーを使い、飛び跳ねながら南に向かった

すると１匹のバムスターが警戒区域内に建てられている住宅街で何かを探していた
そして３軒先くらいに、少女が身を潜めていた

私は、まず少女を保護するとアステロイドで最後のバムスターを殺した
私がバムスターの生死を確認していると
少女が近づいてきた

千「ぁ…あの、ありがとうございます」

　「無事でなによりですが、ここは警戒区域です一般人の侵入は許されてませんよ」

千「す…すみません」

え「本来なら保護して、記憶を消すんですが…あなたは理解がありそうなので、このことは秘密にして頂けると助かります」

千「…ぁ、はい」

　「もう遅いから家かシェルターまで送ります」

千「あ…いえ、警戒区域を出た所までで大丈夫です」

　「…分かりました」

私は少女を警戒区域の外まで案内するとそこで別れた
任務は終了したため、玉狛支部に帰還した

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補足
少女は雨取千佳です