秘書は引っ張りだこです (ページ11)

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そういうと先輩はどこかへ行こうとしたので
私もそれについて行くことにした
２人で階段を降りていきながら

　「なんか、余裕そうですね」

悠「まぁね〜、ボスの所にいくぞ」

　「承知致しました」

支部長室につくと林道支部長がいた

林「おー迅とA、書類は準備できたぞ」

　
　「ボス、珍しく張り切っていますね」

林「そりゃぁ、恩はちゃんと返さないと！
　空閑さんの子なら、なおさらだろ！」

　「確かに、そうですね」

しばらくすると三雲君達が支部長室に入ってきた
すると
　

千「あ…」

この前、助けた少女がいた
少女は私を見ると驚いていた

修「え…？」

遊「なんだ千佳、知り合いだったのか？」

しばらくの沈黙が続いたが…私は先輩を横目に見ながら口を開いた

　「また会うとは思いませんでしたが
　…先輩、知ってましたね」

悠「あれー？言ってなかったっけ？あはは」

　「はぁ…殿池Aです
　宜しくお願い致します」

千「あ…雨取千佳です
　宜しくお願いします」

お互い自己紹介が終わると林道支部長が口を開いた
　

林「で、3人分の入隊と転属用の書類だ」

ボスの机の上の書類を空閑君達はのぞき
その後、空閑君は先輩の方を向き

遊「迅さん……この未来が見えてたの？」

悠「言っただろ？楽しいことはたくさんあるって」

ウインクしながら答える先輩
林道支部長は書類をまとめると

林「……よし正式な入隊は保護者の書類が
　揃ってからだが、支部長として
　ボーダー玉狛支部への参加を歓迎する
　たった今からお前たちはチームだ
　このチームで、A級昇格
　そして遠征部隊選抜を目指す！」
　

悠「おめでとう！」

　「おめでとうございます」

栞「おめでとー！！！」

陽「うむ、今後の成長に期待だな！らいじんまる」

そして、今日はとりあえず解散
皆、自分の部屋へ戻っていった