そんな毎日。 (ページ22)

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お騒がせページ22

SC 視点

練習室集合で各々集まってきたところ、
「あれ、A来てない？」
JH「本当だ珍しい。」

「妹と買い物とか行ってる？」
JH「いや、何も聞いてない。今連絡したけど既読もないね。」
「まじか。マネヒョーンなんか聞いてる？」
ﾏﾈ「迎えは大丈夫って連絡来たんだよ、お昼頃。」
JH「やばくね？」
いよいよ真剣に心配しなきゃという雰囲気の中、練習室の扉が開いた。

『、おっぱっ、！！！』
「うぉっ！！」
駆け足のまましがみつくように飛び込んできたA。
落ち着かせるように背中をさすりながら問いかける。
「なに、どうした？」
『ちょっと、もうちょっとこのままがいい』
みんなも目線を向けてくるけど、俺にもわからない。
JS「A、練習始まるから着替えて〜…その格好で出かけてた？」
『はい…着替えてきます』

SG「A…」
JS「かわいい服だったね。」
すぐに抱きつかれたから気付かなかったけど、可愛らしいけど少し胸元が開いたセーター。

『お待たせしました。』
ペコペコと周りの人達に謝りながらアップを始めてる。
みんなが心配してるけど、また不安定になってるかもな…

練習終わりにようやく、今日ね…と話し出した。
『久しぶりにかわいいって思って買った服だったの…』
元々服に興味がないAなりに気に入った物。
宿舎でも当たり前にメンズの服が転がってる中でブカブカのオーバーサイズをスタイルとして生活してるから、自分でも不安だったんだろう。
『少し時間あったからカフェ行って本読んでたら…その、やっぱり凄い見られて。イメージないのかその人すごく驚いてて…』

「A、おいで。」
また俺にぎゅっと抱きついてくる。
『似合ってないし、もう着ない』
SG「そんな！Aすごい似合ってるよ？」
「うん、それに見て。」
涙目になりながら俺のスマホを見るA。

@… さっきカフェ入ったらAが😭でもいつものイメージと違うお洋服着てて…目がバッチリあってAだと確信しました(🍩ペン)
@… あの華奢な鎖骨が綺麗に見えてて、本当に似合ってた…スタイリスト様マンネAのお洋服についてもう少しヨジャ感出してもいいと思います!!!

『え、』
「A〜良かったな。」
腕の中にいるAの頭をわしゃわしゃ撫でる。
『わぁ…』
JH「何でも良くない方に考えないの。遅刻だから掃除な〜」
「いいよ、オッパとやろう。」
皆もAも笑顔になったし、今日はお騒がせマンネに付き合ってやるか。