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初めましてコナンくん ページ1

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からんからん。

いつものようにドアを押し開ける。


「いらっしゃいコナンくん」

前へ進んでカウンター席によじ登って座る。


「オレンジジュースください」

安室さんに飲み物を頼む。


「オレンジジュースです」

コトンとオレンジジュースの入ったコップが前に置かれる。


「ありがとう安室さん」

にこ、と猫を被りお礼を言う。
ここまではいつも通り。でも、


「初めましてコナンくん」


ーーこの店員は、一体誰なんだ?



にこりと笑顔を浮かべる彼女は170cm程で、歳は俺と同じくらいだろうか。安室さんと同じ真っ黒なエプロンを身につけていて、髪は一つにまとめている。そして「水鳥」と書かれた真っ白の名札をつけている。


「わたしは昨日からここで働いている、16歳の水鳥Aだよ。よろしくね」


そう微笑む彼女から悪意は感じられないが、もしかしたらーー
ちら、とAを見ると梓さんに呼ばれたようで彼女は奥の方を向いて返事をし、視界から外れた。ちょうど俺の前にいる安室さんに質問してみよう。


「安室さん、ちょっといい?」

「なんだいコナンくん」


安室さんは営業スマイルで俺に対応してくる。


「あの、A姉ちゃんって、どうしてここで働いてるのか聞いてもいい?」

「……Aちゃんなら生活費を稼ぐためにここで働いているよ」

安室さんはそう言うと嘘の笑みを貼り付けたが、俺は気にせず身を乗り出す。


「どうしてぇ?」

「さぁ。僕だってAちゃんが話してくれるまでは分からないな」

と安室さんは肩をすくめた。


「そっか。ありがとう」

これ以上安室さんはAについて教えてくれる気は無いみたいで、戻ってきたAにハムサンドの話をしている。
どうして教えてくれないんだ?貴方は知っているはずなのに。

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たんぽぽ珈琲(プロフ) - わーんいつのまにか30万hit超えてたー。嬉しいです。ありがとうございます。これからも名探偵コナンの夢小説盛り上げていきましょー! (2020年12月14日 22時) (レス) id: bfc4d62160 (このIDを非表示/違反報告)
たんぽぽ珈琲(プロフ) - 明里香さん» 誤字の指摘、ありがとうございます。お恥ずかしい限りです……。明日までには直しますね。 (2018年11月18日 19時) (レス) id: 24c9be7e32 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - タイトルの掛け、「賭け」ではないですか? (2018年11月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 特製ミルクティーの話、誤字がありました。「こんな事始めて」ではなく、「こんな事初めて」です。 (2018年11月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
たんぽぽ珈琲(プロフ) - 星を見守る砂岩さん» きゃー!そう言って頂けて嬉しいです!!更新頑張ります! (2018年10月13日 22時) (レス) id: 24c9be7e32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんぽぽ珈琲 | 作成日時:2018年8月23日 3時

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