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ラギー「おい、待てっ!!」
レオナ「あいつはいい。Aの話が先だ。」
ラギー「っつ…………。」
『あれ?怖気付いて逃げた?ダッサーw
まぁ、いいや。』
ジャミル「一人称が変わる理由は?」
『あー。その話ね。
私ね、元の世界でもいじめられてたんだ。
正直生きてるのが嫌になってね。
女の子でいることすら嫌気が差したの。
だからいっそのこと男子になってやろうと思って。
だけど、聞いてる人みんなドン引きするから。
だから、私って言うようにしてるんだけど、つい冷静じゃなくなると一人称が俺に変わるんだよね。』
リドル「君にそんな事があったなんて………。」
ラギー「ねぇ、最後に。」
『また話?なに?』
ラギー「この世界に来れてどう思った?」
『ふふっ。
今度こそ誰かに愛してもらえるかもしれない。
って、思ったよ。
さぁ、話は終わり。みんな部屋に戻りな。』
「「「「「「「…………………。」」」」」」」
『さあ。帰った帰った。』
リドル「………お大事に。また来るよ。」
レオナ「ほら、ラギー。行くぞ。」
ラギー「うっす。」
ジャミル「今度はお見舞いの品を持ってくる。」
カリム「早く元気になれよ」
『ありがとう。気をつけてね。』
ラギー「ねぇ。レオナさん。
俺たち、Aちゃんのこと、愛してあげてたッスかね………………?」
レオナ「さぁな。俺には自身ねぇよ。」
ラギー「ですよね。」
カリム「なぁ。俺、監督生のこと信じてた自分が嫌いだと思う。」
ジャミル「俺もだ。
きっと、事実を知ったやつはみんな同じこと思うだろ。」
リドル「愛してもらえる………か。
彼女の気持ちがよく分かる気がするよ。」
監督生「結局バレちゃったー。これかはどうしよっかな。
帰る方法はいくつがあるからいいけど。
一回、仕返ししたいなぁ。
あ、そうだ!○しちゃお♪」
監督生「Aせんぱーい!」
『はーい。って、監督生さん?!』
監督生「さよなら。」グサッ
『?!』
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作者名:ムシュー・紅茶 | 作成日時:2023年7月8日 9時