少女奇譚【鬼滅の刃】

6 修行の日 ページ7

目を覚ましたのは次の日だった。


目が覚めた私はお母様の美味しいご飯を食べて
お父様と修行に明け暮れていた。



｢全集中・常中、、？ですか？｣


道場で正座をして、お父様の言葉を聞き返す。


父｢ああ、これから毎日24時間寝てる間も全集中を怠るな。これができるようになれば格段と強くなれる。｣



に、24時間！！？！？！？
寝てる時もって事よね？


ただえさえ、全集中もきついのにずっとなんて、、、、


父｢不満そうだな。千夜はこれを8日で会得している。そうだな、柱になる為の入り口とも言われているが、これを会得しているのと、していないのでは天と地程の差がある。常中を会得すれば守れる人々の数も多くなる。｣



お父様の言葉を聞いてハッとする。



ええい！弱気になるな私。
お兄様が出来たことよ。

こんな所で弱音を吐いてどうするの！
頑張るのよ！！！



｢はい！！！絶対にモノにしてみせます！！！｣




こうして地獄の鍛錬が始まった。



最初の方は、食事の時、睡眠の時、少しでも全集中が途切れるとハリセンが飛んできた。



痛いし、予想以上に全集中の常中はきつかった。



そして、14日経つ頃にやっと会得することが出来た。



お兄様より、かなり時間がかかってしまった。
やっぱりお兄様はすごいなあ。



修行中、以前より格段に体の反応が良くなってるのがわり、ちょっとニヤついてしまったのはここだけの秘密ね。

7 日輪刀→←5 帰還

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す